性自認がない場合のチェック方法・性指向との違いを紹介

記事の著者:SARAS編集部

生まれながらに与えられた性に苦しむ人々は、思春期でその違和感が増します。

私たち人類の多くは性自認をしていますが、一方で性自認がない人々も多くいるのです。今回は、性自認がない、または性自認が揺らぐ場合のチェック方法と、性志向との違いをご紹介します。

性自認とは

生まれながらに与えられた性を自己認識していること。生まれながらの性に違和感を感じている人は性同一性障害に該当しますが、性同一性障害の中でも異性愛者や同性愛者、または両性愛者がいます。

自分のことを、男性か女性、またはどちらでもない中間性、それらのどの立場で見ているかという観点で、性自認できるかどうかを判断するのです。

いつ頃から性自認が起こるのか

性自認は、だいたい1歳半から2歳までの間に形成されると言われており、幼少期の内に自分が男や女であるといった認識がされるようになります。本人が与えられた性を自認していれば、女の子が男の子らしい遊びをしたり、男の子が女の子らしい服装を好んでいても、特に問題ありません。

しかし自分の性に違和感があってそれらの行動をしている場合、性自認に問題があると考えられます。

性自認がないケース

性自認ができず、悩み苦しむ人々がいます。幼少期に異性のしている遊びや服装が気になって仕方なかったり、自分の生殖器に否定的な感情が出始めると、性同一性障害の疑いがあることも。

性同一性障害の人々は「生まれた体がたまたま男なだけであって、自分は本当は女だ」と考え、性転換移植に踏み出す人が多いのです。

性自認の問題を抱える人の症状

性自認は幼少期になされることが多いですが、一方で自分の性に違和感を感じるようになる人もいます。性自認に問題が出る場合、だいたい2歳までに症状が現れるのです。

例えば異性の服装を好んだり、異性の遊びに参加したがったり、男の子が「自分は本当は女の子だ」と主張をしたりすることがあります。性自認ができないと、思春期で自分の体と心の違いに悩み苦しむようになってしまうのです。

性自認がない・揺らぐ場合のチェック方法は?

性自認がなかったり、揺らいだりする場合、不安を抱えてしまうでしょう。

性同一性障害なのかを判断する方法として、以下のチェック項目を参考にしてみてください。

幼少期のチェック方法

・反対の性になりたいと永続的に願っている
・反対の性であることを主張する
・自分が間違った性を与えられた、あるいは自分の性に違和感を感じ続けている
・これらの感情に苦痛を感じる

思春期のチェック方法

・反対の性になりたいと常に思っている
・反対の性として認められたい
・自分は反対の性として過ごしている、順応しているといった思い込みをしている
・異性として扱われたいと思っている

性志向と性自認の違い

性志向とは

性志向という言葉があります。性自認と性志向は、一見似ているようですが非なる意味を持ち、両者の意味を誤解されがちです。

性志向とは、男性と女性いずれかの性別を恋愛対象として見なし、性的な対象としている人のこと。異性愛、同性愛、両性愛の3分類に分けられ、いずれにも該当しない人は無性愛になります。

性自認は、自分のことを男性か女性のいずれかに認識すること。対して性志向は、恋愛感情や性欲が男性か女性のいずれかに向けられていることを表すのです。

無性愛とは

無性愛は、他者に対して性欲が湧かず、性的な欲求がない人のことを言います。自分が無性愛であることを自認するのは、第二次性微期以降です。

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