300人1人はトランスジェンダー!セクマイを取り巻く問題点と上手な付き合い方

記事の著者:SARAS編集部

あなたはセクマイとは何か、ご存知ですか?

昔は異性に性的思考を持つのが当たり前だという考え方が一般的でしたが、最近ではいろんな性的思考を持った人々がいます。
日本において認知されつつある同性愛者以外にも、両性愛者や性同一性障害など、性別的な垣根を越えた思考を持った人たちがいるのです。

そんなセクマイと呼ばれる人たちに取り巻く問題とは?そして付き合い方とは?

今回は、セクマイについてご紹介します。

セクマイとは

様々なジェンダーの総称

セクマイとは、セクシャルマイノリティのこと。同性愛者や両性愛者、半陰陽など、多岐に分類されます。

セクマイの主なカテゴリー

LGBTと言う言葉がありますが、これはレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、性同一障害(トランスジェンダー)の頭文字をとっています。

レズビアンとは女性を恋愛対象として見る女性、反対にゲイは男性を恋愛対象として見る男性のこと。
バイセクシャルは男女どちらにも恋愛対象が向けられる人のことで、性同一性障害は生まれ持った身体的な性と心の性別が合わない人のことです。

社会におけるセクマイの数

バイセクシャルは意外と多い

電通ダイバーシティ・ラボが全国約7万人に行ったアンケート結果では、性的マイノリティの割合は全体の7.6%を占めることが分かりました。

中でも、無性愛者や体や心の志向がどちらとも言えない人などが、最も多い3.8%を占めます。
次に多いのがバイセクシャルの1.7%。
その次にゲイが0.9%、レズビアンが0.5%という結果となりました。

日本ではまだまだ認知されていないバイセクシャルですが、意外にもゲイやレズビアンよりも多いのです。

世界での割合

一方で、国連開発計画が2012年に行ったレポートによると、300人に1人はトランスジェンダーであるとのこと。
ほとんどの国で、2~300人に1人は同性に惹かれたことがあると答えており、世界では約3%ほどの人口がセクマイであることが分かります。

先述した日本におけるセクマイの調査結果では全体の7.6%というデータがありましたが、日本は世界よりもさらに数が多いのですね。

セクマイが抱える悩み

セクマイに対する認識がなかなか定着しないことが問題となっています。

同性愛者が認知されつつありますが、それでもセクマイであることを理解できる人はまだまだ多くありません。
同性の相手が好きであると公言すると、「気持ち悪い」「近くにいてほしくない」など、その存在を排他的にしてしまうのです。

周りに理解がないと、セクマイであることを誰にも言えなくなります。

性的少数派が住みやすい環境作り

現在の日本では、同性のカップルにおける法的設備がまだまだ整っていない点が問題視されています。
「遺産相続ができない」「子供が持てない」など、多くの障害があるのです。

しかしそんな中で、2004年に性同一性障害の性別の取扱いの特例に関する法律が制定され、セクマイが住みやすい環境作りを目指して活動が行われました。
自分の体と心の性が異なっていると感じた時に戸籍上の姓変更ができるようになった点は、とても大きな変化です。

セクマイの人とうまく付き合う方法

異性愛は当たり前じゃない

異性を好きになることが当たり前だという認識を持つことは、セクマイの人たちが生きづらい環境を作ることになります。
私たちが住むここ日本では、セクマイについての道徳的な授業が行われないため、同性愛=異端で気持ち悪いもの、と誤解する人もたくさんいるのです。

しかし常日頃から「異性愛は当たり前じゃない、いろんな考えを持った人がいるんだ」と考えることで、上手く付き合っていくことができます。

遠回しな聞き方は絶対にNG

「私の友達はもしかしたら同性愛者かも?」と感じた時、遠回しに「何で誰とも付き合わないの?」と聞くことは、セクマイである友人を傷つけてしまうことになります。
友人関係を築いていきたいのであれば、腹を割って話し合うことが大切です。

セクマイの人々は、自分の考えを理解してほしいと願っている人が多いので、しっかり話を聞いてあげましょう。

この記事の執筆者・監修者

SARAS編集部

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