産後は離婚しやすい!?産後うつの原因と離婚を防ぐポイントを紹介

女性のホルモンバランスは妊娠中から産後にかけて急激に変化しますが、その状態を産後うつと言います。

産後うつになると気持ちが安定せず、ささいなことで深く傷ついたり、感情がコントロールできない状態に陥りがちになってしまい、時には離婚を決意するまでに落ち込んでしまうことも。

今回は、そんな産後うつで離婚してしまうパターンについて紹介します。

産後うつとは

出産後の女性の体は、ホルモンバランスの乱れにより情緒不安定になっています。

産後うつとは、赤ちゃんに24時間つきっきりで世話をして夜に十分な睡眠がとれず、家に引きこもりがちになり気分転換ができないことや社会から取り残されたような孤独感。

また育児が思い通りにいかない、夫が協力的ではないことにストレスがたまってしまうことです。

産後うつをそのままにしておくと離婚につながることがあります。

産後うつの特徴

産後うつは、マタニティーブルーが消える産後2~3週間後から3カ月以内に始まって、数カ月から1~2年と長い期間続くことがあります。

感情の落ち込み方が激しくなるのも特徴の一つで、時間とともに症状がなくなる場合もありますが、長期化、重症化するとうつ病に移行することもあるので注意が必要です。

状態が長く続いているようなら心療内科や精神科を受診しましょう。

産後クライシスとは?

産後のうつ状態が原因となって 夫婦間の関係が冷え込んでしまう場合があります。

産後うつにはならなくても、育児への協力体制や考え方の違いから夫婦間の亀裂が大きくなることも少なくありません。

産後に訪れる夫婦の危機を産後クライシスといいます。

場合によっては、産後クライシスが克服できずに産後離婚となることも。

夫の協力が一番必要な産後において助けが得られないと感じ、もう一緒に暮らしていけないという気持ちが高ぶって産後離婚へとつながってしまうようです。

産後うつを経て離婚してしまう男性の特徴

産後うつを経て離婚につながってしまう男性には、以下のような特徴が考えられます。

非協力的な夫

妊娠中から仕事があるからと、育児や家事を手伝おうとしない、家事を妻に任せっきりの夫がいます。また、育児や家事は簡単だと思っていることが態度に出ているタイプの場合も。

そういう人は、子供が生まれてからも家事と子育ては妻の仕事と考えていることがほとんど。

その考え方から、妻は「この人と一緒にいても幸せになれない」と思い離婚を考えるそうです。

産後うつを理解してくれない

妻が産後うつになったときに、怠けている、ホルモンバランスの乱れによる一時的なもの、などと言って、妻の愚痴に対して真剣に聞いてくれない、理解してくれていない場合があります。

そうなると、妻は孤独に感じ心を閉ざしてしまいます。

親としての自覚が足りない

妻が産後うつでも夫は、自分のことを優先させ、会社の接待や友人との会食など、外での用事が多すぎるという夫もいます。

子供のことだけではなく、自分にも構って欲しいと思い、妻に甘えてしまうことがあります。

一方妻は、産後うつになっても頑なに精神科にはいかないといい、育児法や子供の発育に支障をきたしてしまうことです。

これらのことでも夫婦の間に亀裂が入り、離婚につながることがあります。

夫の存在が希薄になる

里帰り中に産後うつになってしまうと、妻は自分一人で子育てする自信がない、夫がいない方が楽だ、と考えてしまうことがあるそうです。

元の生活に戻れなくなるというものが多いようで、この考えが絶望感と結びついて離婚の決意を促すことになりかねません。

産後うつを乗り越えられない

妻にうつの症状があり、言動がきつくなることがあります。そしてお互いに喧嘩や争い事が絶えず、傷つけあってしまうこともあるのです。

うつが原因だとわかっていても一緒に生活することを苦に感じてしまうこともあるかもしれません。さらに家庭崩壊を招いてしまいます。

産後うつによる離婚を防ぐためのポイント

産後うつの状態で衝動的に離婚を決めてしまって後悔するケースも少なくありません。

夫婦だけで解決しようとせずに第三者に協力してもらうことも大切になってきます。離婚を決意する前に考えるべきポイントを見ていきましょう。

産後離婚の前に2年を目安として我慢してみる

ホルモンバランスの乱れから気持ちが落ち込みがちな時期に夫の無理解や無神経な態度が続くと、産後離婚という結論を考えてしまう女性が多いというのは事実でしょう。

ですが、子どもが大きくなって幼稚園に行く頃になれば育児の負担が少なくなるだけでなく、子どもとの生活リズムにも慣れてきますので、夫の無理解や無神経な態度にもイライラしにくくなります。

まずは2年、我慢して様子を見てみるのはいかがでしょうか。

離婚には大変な負担が伴う

離婚は結婚の何倍もの労力・神経を消耗する、とよく言います。

ただでさえ産後うつという苦しい病気を抱えた状態で、どちらが親権者・養育者になるのか、養育費、生活費、慰謝料請求、財産分与はどうするのかについて話し合わなくてはなりません。

もちろん法律の勉強も必要になります。更に、裁判になれば弁護士との相談、裁判費用について考えたり、調停になれば家庭裁判所や公証役場へも通わなくてはいけません。

経済面や将来への不安、子どもに負い目を感じるなど、心理的負担も大きなものとなるので、できれば避けた方が良いでしょう。

まとめ

産後うつから離婚に繋がらないためには、産後うつについて正しい知識を持ち、親としての自覚を持って産後うつと向き合うことが大事になってきます。

また、夫に、家事・育児は夫婦で行うもの、という共通認識を持ってもらうように工夫しましょう。

里帰り出産や実家での養生は期間を決め、夫婦で十分なコミュニケーションをとれるよう計画するのも良いです。

産後うつは夫婦だけで克服しようとせず、第三者の協力も必要不可欠ですから、双方の親とは出産前から良好な関係を築いておくことも大事です。

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