データで見る日本の離婚事情・離婚率:収入に影響を受けやすいかも

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昔に比べて日本の離婚率が高くなっているのは確かです。女性が社会進出をする前は女性の地位が低く、働く場所もあまりないという現状でした。

その為、離婚をすると生きていくこと自体が困難であったために、我慢して夫婦でいることを選択せざるおえなかったのです。

しかし、女性の社会進出とともに離婚の件数は増えています。離婚をしても食べていけるという選択が出来るようになったからです。また、バツ1やバツ2が恥ずかしいこととして見られなくなったというのも大きな要因の一つと言えます。

今回は日本の離婚率について紹介していきます。

日本の離婚率が高くなっている事情

日本における離婚の理由5位までを見てみましょう。

1位:性格の不一致
2位:浮気・暴力
3位:生活費を渡さない
4位:家族・親族との問題
5位:性的不一致

また、失業が原因で離婚になるケースも少なくはありません。生活が続けられない、夫婦として成り立っていないことが離婚率が高くなっている理由のようです。

日本の離婚率について


厚生労働省のデータ引用:人口動態総覧の年次推移

2016年に厚生労働省が発表した「人口動態総覧の年次推移」の表をご覧ください。昭和58年頃に離婚率はいったん下がっていますが、平成に入り緩やかながら上昇傾向になっています。しかし、平成13年あたりが離婚率の頂点であり、その後は下降してきています。

つまり、日本の離婚率は現在は減少してきているのがわかります。ただ、婚姻率がどんどん減少傾向にありますから、いくら離婚率の推移が下がっているとはしても、必ずしも離婚が減っているともいえないのです。

人口あたりの統計から日本の離婚率をみる

厚生労働省のデータを引用:離婚に関する統計

上記のグラフは人口あたりの統計から日本の離婚率を見たもので、男女別に表されています。平成17年では男女ともに30歳~34歳が最も離婚率が高くなっているのがわかります。

昔に比べて結婚適齢期も上がっていますから、結婚から離婚までの年数は5年以内に離婚する人が多いという事になります。

日本の離婚件数の推移

厚生労働省のデータを引用:離婚に関する統計

このグラフは年代別の離婚件数の推移を表しています。平成2年を境に急激に日本の離婚率が上昇しているのが見て取れます。しかし、平成13年を頂点にして減少していくのがわかりますね。離婚は増えてはいるものの毎年減少傾向にあるのは確かなようです。

日本の30歳~34歳の離婚率の高さの理由

何故、男女ともにこの年代の離婚が多いのかの理由を挙げていきます。

女性の収入が安定してくる

離婚して困るのが生活費になります。日本は昔も経済的なものが原因で女性は離婚をすることが困難でした。しかし、現代になり社会的地位も上がってきた女性が、収入面で安定してくるのがこの30歳~34歳といえるのです。

女性だけではなく男性もこのぐらいの年齢から収入が増えてきますね。

経済的に困ることがないわけですから、離婚を我慢する必要がないというのが理由の一つでしょう。自分のお金で生活できる状態であれば女性が離婚に踏み切る決意ができやすくなるのです。

お金の余裕から浮気に走りやすい

男性だけでなく女性にも言えますが、お金に余裕が生まれてくると浮気をする心の隙間が生まれやすくなります。今まで一生懸命頑張ってきてホッとした気持ちのゆるみが浮気という形になってしまいやすいのです。日本の離婚の原因で多いのも浮気です。

浮気により生活費を渡さなくなる男性もいます。その為に家計が成り立たずに離婚になるケースも少なくありません。専業主婦の場合には生活費を入れてくれないことは、暮らしを維持できないわけですから現状を何とかしなくてはならないですからね。

日本の離婚率の高さは景気にも左右されている

年代別の離婚率からはその年の日本の経済状況も浮かび上がって見えます。一般的にバブルが崩壊したのは1991年10月からといわれています。この時期を境に離婚率が上昇しています。逆にバブル時期には離婚は減少傾向になっています。

このように日本の経済が悪くなれば収入も減り、未来の希望が持てなくなってしまいます。夫婦生活は愛だけでは続けていけないという現実を見ているようですね。