葬儀のお返しは何を渡すべきか:香典返しの相場はいくら?

葬儀の時、参列してくれた方から香典をいただきます。香典をいただいたら感謝の気持ちを込めて、香典返しを送るのが一般的な認識です。

香典返しのしきたりは宗教や地域によっても異なりますが一般的な香典返しの品物や相場は知っておく必要があります。

訃報というものは突然やってくるもの。一番大切なことは感謝の気持ちを込めることですが、自分が遺族の立場になった時に焦ったり、困らないように、また弔問客の方に失礼のないように覚えておきましょう。

香典返しはいつから始まった?

香典を渡すという風習は古くからありましたが、お葬式の返しとなる香典返しは比較的新しい風習です。

村や集落などの共同体の繋がりが強かった時代は不幸があった家に近所の人が農作物などを持ち寄り、葬儀のお供え物や食事に充てていました。

不幸があった家は誰から何をどのくらいもらったかを記録し、もらった家に不幸があった時に同じ分だけ返すという仕組みだったようです。

ですが時代の流れによって共同体の繋がりが弱まって村から引っ越す家も出てくるようになったので、もらったものを次の機会に返すということが難しくなっていきます。

そこで葬儀で香典をいただいたらその都度返すという風習が生まれたようです。

香典返しの目安

香典返しをするときは半返しといい、いただいた香典の3分の1から半分を目安にお返しをするのが一般的な認識です。

一説だと、昔は今ほど葬儀にお金がかからず、香典の半分ほどが残ったためにそれをお返しに充てていたことが半返しの由来と言われています。

お返しの目安は、おおまかには半分返しが一般的といわれていますが、地域によっては香典の1割程度や7、8割程度とされているところもあるので自分の地域はどうなのか確認しておきましょう。

香典以外にもお花や果物などといったお供え物をいただく場合がありますが、お供え物へのお返しは基本的には必要ありませんが、会ったときに直接お礼をいいましょう。

香典返しの品物

香典返しの品物は、不祝義をあとに残さないという意味で消えてなくなるものがふさわしいと言われています。

なので、日本茶やコーヒー、紅茶、お菓子、乾麺、乾物などの飲み物や食品がよく選ばれているようです。また、洗剤やタオルなどの日用品も消耗品となるので香典返しに適していると言われています。

さらに、持って帰っていただくものになるので、重たいものやかさばる物やなまものなどは避けた方が良いです。

基本的には葬儀社が香典返しの品物のパンフレットを持っています。予算と相談しながら、決めるようにしましょう。

また、法要後の香典返しではカタログギフトも人気があるので見ておくと良いです。

まとめ

香典返しは基本的に消耗品であり、香典の半分から3分の1程度になるくらいの品物を選ぶという事を覚えておくと良いです。

しかし、一番大切なのは気持ちを込めることです。仕事など色々な予定を調整してきてくださった弔問客の方に感謝の気持ちを込めて香典返しを選びましょう。

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