妊娠の報告を職場の人にするタイミングと伝え方:具体的な説明の仕方は?

妊娠した女性が会社に勤めている場合は、今後の体調の変化や産休が、職場の人や業務に影響を及ぼす事になるため、妊娠を誰に何時、どのように伝えるかと言う事が大切になります。

今回は、妊娠した女性が職場の誰に、いつどのようなタイミングでどの様に、伝えれば良いかについてご紹介します。

最初の報告

妊娠した女性は、直属の上司・上長だけには、医師の診断によって妊娠が確実と判明した時点で出来るだけ速やかに、報告するのが良いでしょう。

女性の職種により、妊娠に対する会社の対応の仕方やタイミングは異なったものになって来ますが、女性の報告を受けた時から、上司・上長は、今後の諸々の対応を考え始められるので、報告は速い方が望ましいものです。

どのような方法で伝えるか

最近では社内連絡も、メールやSNSを使うケースが多いようですが、妊娠の報告はプライベートな事であると共に、大切な報告です。上司・上長には一対一で自分の声で伝える事が望ましくあります。

アポイントメントを取る

妊娠の報告はプライベートの報告となるため、直接、上司・上長のアポイントメントを取りましょう。

アポイントメントを取り付ける際に、妊娠した旨を明言する必要はないかもしれませんが、プライベートに関する相談であることは伝えましょう。

どのように伝えるか

アポイントメントを取り付けたら、まずは「私事で、恐縮ですがこの度新しい命を授かったことが分かりましたので、ご報告させていただきます。出産予定日は、xx月xx日頃の予定です」と妊娠した事実と出産予定日が分かる場合はその旨を伝えます。

続けて、「今後、上司・上長と職場の皆様、会社には色々ご迷惑をおかけする事もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします」と述べた上で、出産後の動向については、この時点では不明な部分もあるため、「出産後の身の振り方については、安定期に入りましたら、しっかりと考えたいと思います」と伝えておきましょう。

安定期に入った場合は、関係者に公表する前に、上司・上長には出産後に退職するか、勤務を継続するかなどの意思を明示しておく事が大切です。

また上司・上長の中には、妊娠した旨を他の人に伝えてしまうような人もいますので、「安定期に入りましたら、私の方から関係する皆様には、報告させていただきたいと思います。今日の妊娠の報告は、出来ましたら必要最低限の範囲に留めておいて頂きたく思います」と述べておきましょう。

関係者への報告

妊娠四ヶ月頃の安定期に入った時点で、職場の仲間や人事部門、関連部門に妊娠の事実を報告しましょう。

どのように伝えるか

上司・上長に伝えたあとは、安定期に入ったタイミングで関係者に妊娠・出産についての報告を行います。具体的には、

「私事になりますが、新しい命を授かりまして四ヶ月ほどになり、順調に推移しております。出産予定日はxx月xx日頃の予定です。今後皆様には色々ご迷惑をおかけすることとなると思いますが、よろしくお願い致します」

と妊娠の事実、出産予定日を明確にすると共に、出産後の動向も明確にすることも大切です。

また退職する場合は、

「なお、出産後は子育てに専念いたしたく、退職したいと考えております。退職までは、精一杯仕事に励みたいと思いますので、よろしくお願いいたします。」

と述べて、継続する場合は、

「なお出産後は、また皆様と共に仕事をしたいと思っております。帰って来ました時には、なにとぞよろしくお願いいたします。」

と自分の気持ちを明確に表しましょう。最近では産休・育休の制度をしっかりと設けている会社も増えてきましたが、こうした制度を利用する場合でも、仕事を離れている期間が同僚には不明瞭な場合もあるので、可能であればその見通しなども伝えておければよいはずです。

何時伝えるか

また関係者や人事部、関連部門には、上司・上長の了承を得て、自分で報告にいくことが望ましいですが、会社の手続きによっては先に人事部に報告した方が良い場合や、諸々の引き継ぎが終わってから最終的に人事へ報告したほうが良い場合があります。

こちらについてはケースバイケースとなるので、上司と相談をしてから決めていきましょう。

終わりに

会社にお勤めの女性が妊娠されると、会社や職場の仲間に迷惑をかけるとの思いから、妊娠の報告に悩まれる方も多いようです。

しかし、妊娠出産は喜ばしいことであり、こうした女性を応援してくれる会社こそが良い会社であると言えます。本来、悩みを抱える必要はないといえますが、まだまだ理解が少ない会社があることも事実。

そのため妊娠出産が決まった場合は、丁寧に上司・上長や関係者に伝えて、いまわかっている情報をできる限り明確にしておくことが望ましいと言えるでしょう。

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