ラピスラズリの意味と効果・浄化作用とは:真実を見極める力を養う!

ラピスラズリとはまさに『天空の破片』のようなパワーストーン。

古代ローマの博物学者プリニウスは、ラピスラズリをかくも美しく、かつ的確に表現しました。それを手にした古代の人々が魅せられた深い青は、今も人々を惹きつけてやみません。

現在はシベリア、チリ、カナダ、アメリカでも産出されていますが、古代においてはアフガニスタンのバタフシャン州のみが原産地となっており、洋の東西を問わず出土するラピスラズリは、全てここが原点となります。

ひとつの地域から世界中に運ばれ、その全てが貴重とされた長い歴史の中で、ラピスラズリは多種多様の役割を担ってきました。

今回はそんなラピスラズリについて、詳しく紹介していきます。

古代を彩ったラピスラズリ

ラピスはラテン語で『石』、ラズリはペルシア語で『青色』。東洋では『瑠璃』と呼ばれ、仏教の七宝のひとつにも数えられています。

水晶と並び、最も古いパワーストーンと言われており、その歴史は紀元前約4000年にまで遡ることができます。

古代エジプトではツタンカーメン王の黄金のマスクのように、王族と神官のみに使用が許可されているものでした。

またその粉末は、アイシャドウとして使われたり、眼病や心身浄化の霊薬として珍重されてきました。古代エジプトやバビロニアでは強力な魔除けとして、護符や装飾品に使われた歴史も。

古い絵画や装飾品に印象的な青色を見つけたら、それはラピスラズリの可能性が高いと言えるでしょう。

深い青の秘密は、その組成にあり

単一の鉱物ではなく、『ラズライト』『アウィン』『ソーダライト』『ノーゼライト』の主に4つの鉱物が集合した岩石です。

その割合によって色合いが変わり、『ラズライト』と『ノーゼライト』の構成比率が高いと深く美しい青が発色します。また『パイライト』が混ざると表面に黄金色の斑点となって現れ、『カルサイト』が混ざると白い結晶となります。

深い青は夜空を、金色の点は星を連想させることから、宇宙を象徴する石として世界各国で崇められてきました。

インナー・ビューをクリアにする“青”の役割

その深く濃い青は、第5チャクラ(喉)、第6チャクラ(額、第三の目)の色と似ているため、これらのチャクラを刺激し表現力や創造力、直感力を高めると言われています。

迷いや悩みがある人にとっては、『内なる視力』を強化し、真実を見極める力を養ってくれるでしょう。また『瞑想の石』と呼ばれるだけあって、内的な思索を助けてくれるはずです。

持つ人を“真に”助ける石

ただ、ラピスラズリは他のパワーストーンとは一線を画す一面を持っています。

それは目先の幸せを呼ぶのではなく、持つ人が本当の意味で成長できるように、あえて試練を与えることがあるというのです。

もし不幸と思える出来事が起こった場合でも、膿を出し切り、根本的な解決を図るための好転反応と捉える強さを要します。

こういった一面をも受け止めた上で持つのは、覚悟と高い精神性が必要とされます。その意味で心身や魂の芯からの浄化を導く、非常に貴重な存在なのです。

つまりラピスラズリは、万人向けというより、むしろ人を選ぶ石と言った方が良いでしょう。

出会いに偶然はないと言います。もしなんとなく惹かれるラピスラズリに出会ったなら、それはあなたに必要な石なのかも知れません。

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