介護士から看護師に転職って簡単?:仕事内容の違いやメリット・デメリットなどを紹介!

介護士として多くの経験を積んだ人の中には、もっと幅広い高齢者ケアを目指したいと、看護師への転職を考える人も多くいるのではないでしょうか。

今回は、介護士から看護師を目指す人の参考となるように、介護士と看護師の仕事内容の違いや、それぞれのメリットとデメリットなどを分かりやすく解説していきます。

介護士と看護師の仕事内容の違い

介護士と看護師の仕事内容にはどのような違いがあるのでしょうか?

以下では介護士と看護師、それぞれの仕事内容と特徴、介護士から看護師に転職するメリット・デメリットを紹介します。

介護士の仕事内容と特徴

介護士の仕事は、特別養護老人ホームのやデイケア施設といった介護施設や要介護者の自宅へ訪問をして、主に高齢者などの生活全般の介助を行うことです。

特徴的な部分としては、施設介護、通所介護、訪問介護と一言に介護士といっても、さまざまな形式がある点です。

看護師の仕事内容と特徴

看護師は、病院やクリニックなどの医療機関において、医師の指示のもと患者に対する治療や検査と言った医療行為を行う仕事になります。

特徴としては、医師と同じく医療行為を行うことができる数少ない職業のひとつとなり、人命にかかわる仕事を担っている点です。

介護士のメリット・デメリット

介護士の仕事にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

介護士のメリット

介護士の仕事のメリットには以下のようなものがあります。

・仕事の形式や雇用形態にバリエーションがあり、自分自身のライススタイルや環境変化に応じた働き方ができる

・高齢者介護への社会的ニーズが高まってきており、今後も成長が期待できる仕事のひとつである

介護士の場合には、施設での介護だけでなく、日中に通いで訪れる利用者向けの通所介護や、外出が困難な利用者向けの訪問介護など形式がさまざまあって、雇用形態としても正社員以外に派遣やパートなどを選ぶことが可能です。

そのため、自分のライフスタイルを優先して、空いた時間だけでの就労なども可能となる点にメリットがあります。

また、高齢者人口が増え続けている現在の日本においては、産業という点で成長が期待されている分野であるということもメリットと言えるでしょう。

介護士のデメリット

それでは、介護士のデメリットとは何になるのでしょうか?

・他の職業と比べて給与水準が低い

・肉体労働の側面が強く身体的負担が大きいことと併せて、排泄処理などの精神的負担が大きい

今後の成長が期待される分野ではありますが、現状の介護士に対する給与水準などは低いのが一般的です。

加えて、利用者の身の回りのお世話をするという肉体労働が中心となり、身体的な負担が大きいことと、排泄処理など精神的にもストレスがあるため、給料とのバランスの悪さがデメリットとしてあげられます。

看護師のメリット・デメリット

次に、看護師の仕事のメリット・デメリットについて紹介していきます。

看護師のメリット

看護師としてのメリットはどのような点にあるのでしょうか?

・景気に左右されず安定した職業であると同時に、給与水準も高い

・女性が中心となる職場で、結婚や出産など自分の生活環境の変化に応じた就労環境が整っている

看護師の仕事の一番の魅力は、高い給与水準の仕事を安定して続けられる点です。

景気動向や社会変化などの影響を受けにくいことに加えて、慢性的な人手不足が課題となっている職業であるために、常に求人があるのが特徴です。

また、看護師の9割以上は女性となっており、女性が働きやすい職場環境が整っています。産休や育休の制度面だけでなく施設内に託児施設などを完備している医療機関も増えています。

看護師のデメリット

反対に、看護師を仕事にすることのデメリットは以下のようなものが挙げられます。

・緊急での呼び出しや夜勤対応など勤務体系が不規則かつ拘束時間が長い

・長期間での休暇などが取りづらく、ワークライフバランスがとれない

人命にかかわる職業ということで、自分の時間よりも仕事に関する時間が優先される仕事になります。

そのため、勤務日以外にも自宅待機を要請されることや長期間での休暇というものが取りづらいため、プライベートを犠牲にしなければならない場面が多々あることを覚悟する必要があります。

介護士から看護師の転職方法

介護士から看護師になる方法は大きく分けて二つあります。

大学や看護学校に通って勉強に専念する方法と、働きながら看護師を目指す方法です。以下ではその二つの方法について紹介します。

看護養成学校に通う

看護助手として働きながら看護師を目指す

看護助手は医療行為は一切行えない反面、資格なしで勤務可能です。

看護助手として病院に勤務することで、実際に看護師に医療の現場を体験できるうえ、相談に乗ってもらったり情報をもらったりすることができます。

ただ、看護助手として働きながら看護師を目指す場合には、いくつか注意が必要です。その注意点がまとめられたものが次の記事なので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。

看護師の資格なしで働ける!看護助手の仕事内容や転職のコツを紹介

看護助手の仕事を探す際におすすめなのが、『ベネッセMCM』です。無料で簡単に登録ができ、専任のコーディネーターから徹底したサポートを受けられるので、安心して転職の準備をすることができます。

登録してコーディネーターに相談だけすることも可能ですので、ぜひ一度チェックしてみてください。

ベネッセMCMのサイトを見る

介護士から看護師に転職すべき人

以下では介護士から看護師に転職すべき人を紹介します。

高齢者だけでなく幅広い世代の人の役に立ちたい人

介護では、基本的に高齢者をサポートするのが仕事ですが、高齢者だけでなく、幅広い世代のサポートをして役に立ちたい人は、介護士から看護師に転職すべきでしょう。

看護師の仕事は、小さい子どもから高齢者までさまざまな世代の患者を相手にします。

そういった幅広い世代の役に立ちたい人は、看護師に転職することで活躍できるでしょう。

プライベートを犠牲にしてでも仕事を優先したい人

医療分野でのキャリア志向が高く、ある程度プライベートを犠牲にしてでも仕事に力を注ぎたい人も看護師に転職すべきです。

介護士と同じように、看護師は深刻な人手不足なので、働く意思さえあればたくさん経験を積んで、できる仕事の幅も広くなるでしょう。

早いうちから看護師として経験を積んでいけば、医療分野の知識も増え、看護師としてのキャリアも深めることができます。

まとめ

介護士から看護師への転職については、知識や技術の面で共通する内容も多く、必ずしも難しいものではありません。

ただし、最低でも2年間の看護学校での就学期間が必要となるため、強い覚悟と大きな決断が必要となります。

その分、介護士よりも幅の広い仕事ができることや高い収入を手にできるメリットもあるので、ぜひチャレンジすることをおすすめします。

記事の著者

看護師の悩みをもっと見る