息子夫婦から合鍵をもらえない理由:無断では入るのはNG!

別世帯の息子夫婦の家の合鍵を持って、何かあった時に備える、という親がいます。しかし、その鍵の使い方を一歩間違うと、息子夫婦との間に取り返しのつかない溝を作ってしまうことになります。

そもそも鍵が必要な状況とは、やむを得ない事情で息子夫婦の代わりに家へ入って何かをしてもらう場合だと思われます。息子夫婦との間が険悪になってしまうのはどういう使い方をしてしまった場合なのでしょうか?

親がやってはいけないNG行動

息子夫婦の家に無断で入る

問題になるのは、息子夫婦に無断で鍵を作っていて、しかも無断で家に入る、というものです。タイミング悪く、嫁と鉢合わせしようものなら、絶縁されても仕方がありません。

義理の親子と言えども、その行為は”不法侵入”ですし、もし物でも無くなっていたら、”窃盗”と言われても仕方ありません。逆に自分が同じことをされた時のことを考えてみましょう。親子だから何でも許されていいものではないのです。

通常、息子夫婦の家の鍵を親(姑)が持っているのは、息子夫婦から、「何かあった時は宜しく」と言われて直接鍵を渡されて持っている場合です。

無断で部屋の模様替えなどをする

仮に息子夫婦承知の上で、合鍵を持っていたとしても、あくまで鍵が必要になるのは、”緊急の場合”です。最低限の用事が済んだら立ち去るのがマナーでしょう。

しかし、中には家の中を片付けたり、家具の模様替えまで行う、勝手に家具を運び出す、までされる場合があります。いくら親子でもそこまでの行為は許されていいものではなく、そもそも全く”緊急の場合”ではありません。

親子といえども別の家庭に無断で入り込み、家財を移動させるという行為は、家主を無視したことです。もし他人なら警察を呼ばれても仕方がないでしょう。

本来の鍵を使う意味を考えて行動するようにしましょう。

不要な物を置いて行く

息子夫婦の留守中に、合鍵で家に入って冷蔵庫に食べ物などを置いて帰る、ということはよくあることです。

しかし、中には無断で不要になった家財や衣服を置いて帰る親がいます。これは”不法投棄”に近いものです。まさに”不要”な行為であり、迷惑以外の何ものでもありません。

鍵を預かっている意味をあらためて考えれば、息子夫婦に必要とされた時に必要にされていることをすれば良いだけなのです。

プライバシーの侵害という認識を持つことが大切

基本的に、鍵が必要になる状況というのは、やむを得ない事情で息子夫婦の代わりに家を開ける、ということです。

つまり緊急事態でない限り、鍵の出番は無いはずですが、息子夫婦、特に嫁との関係が険悪になってしまう事例では、およそ”緊急”とは思えない状況で鍵を使ってしまっています。

それは興味本位としか思えない行為であり、姑夫婦も、息子夫婦もお互いにプライバシーを守られなければならないことを常に認識していれば、不愉快な思いはしないでいいはずです。

合鍵を渡すということは、相手へかなりの信頼が必要になります。相手の立場になってみて考えることで、息子夫婦からの信頼も寄せられるでしょう。

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