ノルウェー発のテックウェアブランド「ヘリーハンセン」の日本法人が、2025年春夏コレクションを発表した。最新のルックブックでは、ブランドのパフォーマンスウェアの伝統を活かしつつ、日常使いしやすいライフスタイルアイテムとして進化した新作が披露されている。
春夏の軽やかな雰囲気に合わせ、新コレクションではパステルカラー、ジュエルトーン、落ち着いたニュートラルカラーに加え、ブラック、ネイビー、クリームといった定番カラーを採用。アウトドアシーンだけでなく都市生活にもマッチする多彩なアイテムが揃い、軽量で機能的なアウターウェア、ボトムス、ヘッドウェア、半袖トップスが展開されている。
特に注目したいのは、耐風性や耐水性を備えたストレッチ性のある軽量素材の採用だ。これにより、快適な着心地と実用性が両立されている。代表的なアイテムには、「スプリットセイルジャケット」や「スカンザライトジャケット」、さらには「アップドリフトライトデニムジャケット」とデニムパンツなど、シーズンを問わず活躍する定番アイテムが含まれている。
今回のコレクションは、ヘリーハンセンならではの技術力を活かしつつ、より洗練されたデザインが特徴だ。機能性だけでなく、シルエットにもこだわり、タウンユースにも適したデザインが多数登場。スポーツやアウトドアアクティビティを楽しむ人だけでなく、ファッション性を重視する層にも訴求するラインナップとなっている。
また、今シーズンはサステナビリティにも重点を置き、リサイクル素材を活用したアイテムが多く見られる。環境負荷を抑えつつ、高い耐久性を実現することで、長く愛用できるウェアとして設計されている。特に、撥水加工が施されたエコフレンドリーな素材は、急な天候変化にも対応できる優れた性能を発揮する。
さらに、デザイン面では、細部へのこだわりが随所に見られる。ジッパーやボタンの配置、ポケットのデザイン、縫製のディテールなど、細かな部分にまで工夫が施されている。これにより、スタイルと機能性が融合した仕上がりとなっている。
ヘリーハンセン・ジャパンの2025年春夏コレクションの価格帯は5,500円から40,700円(税込)で、ゴールドウィンジャパンを通じて購入可能となっている。今後の展開として、限定カラーや特別コラボレーションアイテムの発表も予定されており、さらなる注目を集めそうだ。