企業看護師の働き方:定時であがれて週休2日!

企業看護師には幅広い種類と、それに伴った業務内容があります。

今回は、企業看護師について紹介するので、企業看護師への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

企業看護師とは?

企業看護師とは、その名の通り、病院やクリニックでなく一般企業に勤めている看護師のこと。

普通の医務室勤務以外にも、医療メーカーでの仕事や治験のアドバイザー、管理者などのお仕事もあります。

その魅力は、なんといっても規則正しい勤務形態。

勤め先の企業の勤務形態がそのまま適応されるので、多くの場合は週休二日制で、日勤のみの勤務です。

また病院ほどの忙しさや慌ただしさもなく、一部上場企業などになると仕事の安定感があるという点で、転職先として人気が高まっています。

年収にはばらつきがありますが、平均して430万円~500万円くらいというデータもあります。

企業看護師の仕事には治験に関わるものと、企業に関するものと全部で6種類あるので確認していきましょう。

治験に関わる仕事

治験に関する企業看護師について紹介します。

治験コーディネーター(CRC)

これは、治験業務のコーディネート、段取りや橋渡しなどの役割を担う仕事です。

治験業務がスムーズにいくように、スタッフ同士や、医療機関と製薬会社の間などで連絡を取ります。また、成果のチェックも行います。

臨床開発モニター(CRA)

これは、新薬の開発が正しく行われているか監視する仕事。先程のCRCの業務のチェックを行うこともあります。
製薬メーカーや医療機器メーカーの勤務という形になります。

品質管理者(QC)

これは、治験を終えた薬を製薬会社が販売するまでに、提出しなければならない臨床試験データの作成などを行う仕事です。
実務経験に基づく知識が必要になるため、看護師や保健師の資格を持つひとが多く転職しています。

企業に関する仕事

企業看護師の種類、後半3つの紹介です。

企業医務室での勤務

企業看護師と聞いて、一番に連想するのがこの仕事でしょう。
一般企業の医務室で健康管理や、健康に関する啓発活動、労働環境のチェックなどを行います。

クリニカルスペシャリスト(医療機器メーカー)

認知度は低いですが、近年かなり需要が高まっているそう。

民間の医療機器メーカーに勤務することになり、看護師の実務経験から得た知識を活かして商品を売り込んだりします。

製品の理解に医療知識が求められるので、看護師の転職先としては最適です。

ツアーナース

これは、企業や学校などに雇われる、旅行に同行する看護師のこと。

団体旅行や修学旅行などに付き添い、旅行者の健康管理や怪我や病気の処置などを行います。

老人や子供と触れ合う機会が多いので、楽しみたい看護師にはうってつけですね。

医務室勤務の日常とは?

医務室勤務の企業看護師の仕事内容は、主に7つです。

・健康診断の実施

・保険指導

・集団教育

・メンタルヘルス対策

・過重労働対策

・緊急時の応急処置

・日々の健康相談

朝、メールチェックをし、面談後の社員の近況伺いや本社の企業看護師などと連絡を行います。

従業員との面談をして、お昼休み。

お昼からは健康診断の事後面談を行い、企業看護師巡視の準備や資料作成を行います。

夕方は基本的に定時に帰宅できるようです。

病院でのイレギュラーや急患などがなく、落ち着いて仕事をこなしていけるのは大きな特徴でしょう。

企業看護師として働くメリット

まず最初に挙がるのは、なんといっても規則的な勤務形態です。

夜勤がないのでシフト制特有の曜日感覚のずれもなく、基本的に定時に帰ることができます。

また、企業によってばらつきもありますが、企業看護師の年収は平均で約430万円から500万円ほど。

病院勤務とあまり変わらないか、少し高い水準にあります。

現場から離れてしまうので医療的な知識やスキルは第一線には劣るかもしれませんが、静かに仕事をしたい人にはおすすめの仕事です。

企業看護師に必要なもの

企業看護師に求められるものは、コミュニケーション能力です。

病院で入れ替わる患者さんでなく、一つの企業の中の従業員の健康をサポートしていく分、付き合いが長くなります。

また、病院のように医師や看護師が複数名おらず、企業看護師はひとりの場合が多いため、自ら密な付き合いも作っていくことが大切です。

従業員に心を開いてもらえるような話術や、根気強さが求められるでしょう。

コミュニケーションに自信がある、企業看護師になりたいと思った方は、転職についても考えていいかもしれません。

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