看護師の退職金相場額は?支給条件から計算方法まで紹介

看護師の退職金が病院によって全く違うこと、そして病院によってある場合とない場合があることをご存知でしょうか?

看護師の退職金は事業所によって計算方式が全く違ってきます。

今回は看護士の退職金の平均金額と、退職金を受け取るために抑えておくべきポイントを紹介します。

1.退職金の有無


いつも退職金を設定している病院ばかりではありません。

小規模なクリニック、事業所では就業規則の整備がないため、退職金制度そのものがないケースも見受けられます。就職する前に、退職金制度があるかどうかを見極めるのがポイントです。

一方、病院の規模が大きければ大きいだけ、退職金制度が充実している可能性はアップ。

病院側は社外積立型退職金制度や、企業の共済を利用することで退職金を用意するので、規模によって退職金額が左右されてしまうのはしかたのないことかもしれません。

2.最低3年は勤務しているのが条件

退職金の給付は多くの場合、3年以上の勤務経験を最低条件としています。退職金をもらいたい場合、勤務し始めてから3年が経過しているかどうかが肝心です。

個人経営では、25年以上勤務でなければ1円も支給しないという場合も…。

また、派遣看護師や非常勤看護師は残念ながら退職金の適用範囲外です。このような場合、退職金制度が適用されない病院ばかりだと思っておけば間違いありません。

3、勤務年数が短い場合の平均支給額


計算方式は多種多様ですが、勤続年数が短い間はどれくらいが平均金額なのでしょうか。

一般的には、3年以内で30万円以内、4年で30~50万円、5年で50~100万円程度と言われています。

一般的な会社員に較べればその比ではありませんが、勤続年数が短い間はどうしても金額が伸び悩むものです。

ちなみに、都市部では基本給も退職金の設定額も高めになる傾向があります。

4、国立病院で長年勤務した場合

平均額は10年で400万円、20年で1374万円、30年で約3427万円、35年以上で3920万円とされています。

国立病院はダントツで支給額が多いことで知られており、福利厚生面がかなり充実していることでも有名。子連れの看護師を筆頭に、国立病院への転職を希望する看護師が非常に多いのが事実です。

他で退職金額が高い傾向にあるのは、大手総合病院、企業病院、あるいは高級な老人ホームだと言われています。

5、計算方式は大体この4つ

基本給ベース

1つ目が基本給ベースの計算方式。退職時基本給に勤続年数を掛けます。

例えば基本給20万円×勤続年数10年で退職金200万円という計算になります。

固定額

2つ目は固定額での計算方式。雇用主側の指定した金額に勤続年数を掛けます。

例えば事業所が15万円と定めていれば勤続年数10年で退職金150万円になります。

勤続年数による固定額

3つ目が勤続年数に対して雇用主側が退職金を一律に定めているケース。勤続年数〜年なら退職金〜万円などと定められます。

基本給と功績ベース

4つ目が基本給と功績から金額を算出する方式です。退職時の基本給に勤続年数と功績係数を掛けて退職金を算出しますが、功績をどのように扱うかは事業所によって変わってきます。

例えば基本給20万円で勤続年数10年で、そこに加えて功績係数2倍であれば退職金400万円といった具合で金額が分かります。

6、退職理由ともなる退職金制度の有無

長く勤務していても退職金が出ないとあっては、退職時にかなり厳しい生活を強いられます。

公的な補助を持ってしても、退職後から申請を出して補助を受け取るまで3ヶ月を要しますし、給料の3分の1が貰えるかどうかというのが現実です。

もしも転職を考えているのなら、長く勤務できる環境と同時に、長く勤務することによってそれ相応の退職金が貰える環境に身を置きたいものですね。

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