保育士が辛い・しんどいと感じる瞬間7つと対処法まとめ:優先順位を書き出してみる

保育士の仕事は、かわいいこどもたちと一緒に楽しく遊ぶだけ、というイメージをもたれている方が多いですよね。

昨今騒がれている保育士不足は、思った以上に辛く過酷な仕事内容や、保育士を取り巻く環境が影響しているのかもしれません。保育士が「辛い」と思う瞬間は、一体どんな時なのでしょうか?

自分自身ではどうにもできない職場の環境や人間関係などの問題がある場合は、職場を変えることを視野に入れておきましょう。

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保育士が辛いと思う瞬間6つ

保育士は責任感や使命感が大きい割に、給料が安かったりと大変な仕事です。離職率が高いというのも納得できます。

人間関係や子供の命を託されているという責任の重さなど、辛いと思う瞬間は数多くあります。

では実際に保育士がつらいと感じた瞬間や経験はどのようなものなのでしょうか?

1.人間関係

男性保育士や男性事務員等、園内に男性が1人でもいれば、比較的和やかになる傾向があるようです。しかしまだまだ男性がいない保育園が多く、女性同士のギスギスした人間関係に疲弊してしまう人がとても多くいます。

女性の職場特有の、派閥ができる保育園も。「派閥に属さなければ大丈夫でしょ」と思っていても「属さないから除け者」になってしまったり、先輩後輩の序列が厳しかったり、などということがあります。

子どもたちのことを第一に考えたいのに、人間関係に振り回される時につらいと感じるようです。

2.きつい仕事なのに給与が安い

ご存知の通り、保育士の給与は、一般的な平均額よりもかなり低いです。それなのに、仕事量・仕事内容は、かなりハードなところがあります。

仕事が終わらないから自宅に持ち帰り、終わるのは深夜遅くなんてことはザラ。そして、翌日は早番だから6時台に保育園に行かなくちゃいけない…という事も。

行事前は、園児たちの衣装を用意したり、大道具・小道具を作ったりと、もう体力が持たない!と叫びたくなることが多々あるようです。

一般的な企業と違い、残業をした分だけ残業手当が出るという保育園はほとんどありません。残業をどれだけしても給与が上がらず、仕事内容と金額が見合っていないので、給与明細を見てはため息です。

3.保護者との人間関係が大変

保護者からどんなに理不尽なことを言われたとしても、安易に反論してしまっては大問題になってしまいますので、耐えなければいけません。

最近では、モンスターペアレントと言われる、困った保護者も多いです。

保育園によっては園長先生がしっかりと対応し、保育士を守ってくれる所もあるようですが、そんな保育園はごく一部。自分に非がなくても耐えなければいけないのは、精神的に辛いですよね。

4.報われない努力

子どもといえども、人間を相手にする仕事です。

どんなに相手を思って行動しても、なかなか成果が現れないことがよくあります。新任の頃は、良かれと思ってとった行動が悪く出てしまった…という経験もよくある話です。

また、子どもが卒園してしまうと、その後の成長を目にする機会はなかなかありません。自分の保育が正解だったのか、結果が見えないという寂しさもあります。

5.命を預かるという重圧

日々の保育で1番大切なことは、「預かった子どもたちを、朝と同じ状態で夕方保護者に引き渡すこと」です。小さな擦り傷ひとつだとしても保護者にしてみれば心配で、原因を知りたくなるもの。

また怪我や病気など、体調の変化があるときは、適切な対応と迅速な判断が求められます。自分の対応ひとつが命に関わってくることもあり、責任は重大です。

またその命は一人の子どもではなく、大勢の子どもです。同時にたくさんの子どもを見るのはベテランの先生でも大変なことです。新人の場合は、責任が常にのしかかり、ストレスにつながる人もいます。

6.求められる事が多すぎる

保育士は、いつも適当に子どもを遊ばせているわけではありません。大きな目標を立て、それに基づいた細かい計画を立てて、毎日保育をしているのです。

子どもたちに何を身につけさせたいのか、どんな力を引き出したいのか、興味を持って活動に取り組んでもらうにはどう準備すれば良いのか、常に考えています。

小学校の先生のように、体育的なことや芸術的なこと、言葉や数字に興味を持つための活動など、年齢ごとに工夫する事も求められるのです。

日中子どもといる時間だけでなく、子どもがいない場所でも常に考えて、事務もこなしていくのは大変ですよね。

7.頑張っているのに評価されない

上記で見たように、保育士は子どもがいない場所でもカリキュラムを考えたり、イベントの準備をしたり毎日精一杯働いています。

それにもかかわらず子どもから何気ない言葉で傷つけられたり、保護者からさらなる要求をされたりします。園児と保護者に限らず、上司からも褒めてもらうこともめったにないようです。

頑張っているのに辛辣な言葉をかけられたり、認めてもらえないのはいくら子どものためだと思ってもつらいですよね。

保育士の仕事が辛いときの対処法

悪口や噂は聞き流す

保育士は女性が多い社会で、悪口や噂話で盛り上がることが頻繁にあります。そんな人間関係が耐えられなくて辞めたいと考える人も多いでしょう。

こういう時には上手に聞き流すことがポイントになってきます。

悪口を言う集団に全く関わらないとさらに除け者扱いされてしまうので、話を振られたら、「そうなんだね。」「知らなかったな。」などのように相づちを打って、話題に乗らないようにしましょう。

話題に乗ってしまうと、「○○さんも言ってた」と後から巻き込まれる可能性があるので悪口や噂話には注意しましょう。

保護者からのクレームに責任の重さを感じすぎない

保護者からのクレームは逃れられません。大事な子供を預けているわけですから、不満が溜まってしまうのもわかります。

しかし、クレームが全て自分の責任になると考えるのはよくありません。保育園全体に関わることでもあるので、自分だけが悪いと決めつけないでください。

そして、クレームは自分だけでなくどの保育士も受けているはずです。周りも自分と同じなんだと考えるだけでも少しは楽になるでしょう。

無理な要望を受けた時は素直にできない旨も伝えましょう。園児の数が多いのに、一人の子だけを見るということは絶対にできません。できないのに「できます」と答えてしまう方が後から苦情を増やすことにつながります。

周りに話してみる

自分一人で辛いことをため込むのは良くありません。一向に解決しないどころか悪い方向に行ってしまうことが多いです。辛いときは信頼できる友達や家族に相談してみましょう。

また、できるだけいろんな人に悩みを打ち明けることで意外な人から解決へのヒントを得られることもあるかもしれません。一人で悩まず、思い切って周りを頼ってみましょう。

同僚に相談することもできますが、情報が漏れることだけは絶対に避けたいので話題選びには注意しましょう。

仕事内容を書き出して優先順位をつける

仕事の量が多すぎて効率良くこなすことができない、保育士に向いていないんじゃないか、と考える人も多くいるでしょう。しかし、一旦頭でごちゃごちゃになっている仕事内容を書き出してみてさい。

書き出してみることで頭の中が整理されます。その後、その仕事に優先順位をつけます。よく見てみると、自分がやらなくていい仕事が出てくる場合もしばしば。

そういった日々の仕事を目に見えるようにすることで、効率的に仕事をこなせるようになります。効率的に仕事を回せることができれば、気持ち的にも時間的にも余裕が生まれます。

求められていることが多くて自分の能力ではできない、と考えるのではなく、冷静に整理するところからはじめることが大事です。

無理やりにでも余裕をもってみる

毎日忙しすぎて心の余裕が持てないという人は多いでしょう。保育士は子供の世話だけでなく、イベントの計画を立てたり日案・週案・月案の作成など、事務的な仕事も多いのが現実です。

そんな現実から、残業は当たり前で毎日の業務をこなすだけで必死という人が多いのです。酷い場合は精神を病んでしまうというケースもあります。

ただ、そういった日々に無理やりにでも余裕を持たせるのも一つの手です。精神を病んでしまうくらいなら、この日は残業をしないと決めて余裕を持った方が良いでしょう。

自分を過度に追い込みすぎると、体調を崩したり、仕事に集中できなくなってしまいます。そうなってしまっては逆効果なので、少しでも余裕を持たせることが大切です。

自分に合った職場を探す

保育士の仕事を辛いと感じる理由は人それぞれ異なります。なにが今の職場に足りていないかを見極めて、自分の理想の条件を考えてみることから始めましょう。

自分ではよくわからないという人は、厚生労働省の認可を受けている保育専門の転職サイト「ほいく畑」で専任のコンサルタントに現在の悩んでいることや保育園に求めるものを相談してみましょう。

そうすると、数多くの求人の中から自分の条件や要望にぴったりの保育園を紹介してもらうことができます。

保育士の仕事や人間関係がつらいと感じたら、まだ転職することが決定していなくても他の園の情報収集をしておきましょう。精神が疲れ果ててからでは手遅れです。まだ少しでも余裕があるうちに自分にぴったりの職場を見つけましょう。
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