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卒園式での保育士の挨拶、保護者が喜ぶ7つのポイント

年が明けたらあっという間に3月、卒園式の時期がやってきます。
日々成長を見守ってきた子どもたちが小学校へ巣立っていくのは、保育士にとって何よりの喜び・感動の瞬間です。

子どもたちや、保護者へ向けた最後の大一番が、卒園児とその保護者へ向けた挨拶の時ではないでしょうか?
感動的で心に残る言葉を贈りたいとは思うものの、そう簡単には思いつかず、毎年頭を悩ませる方も多いようです。

そこで今回は、卒園式に向けて、保育士から園児・保護者への挨拶のポイントをご紹介します。
ぜひ参考にして、子どもたちの門出を飾る、最高の挨拶を作ってください。

子どもたちへ1.理解しやすい言葉を使う

例えば「輝く未来に向かって突き進んでください」というフレーズですが、子どもにとっては「輝く未来」も「突き進む」もまだうまく理解できないはずです。

せっかくの応援メッセージも、伝わらなくては意味がありません。
ありきたりであっても、園児がよく知っている言葉・理解しやすい言葉を使うと、子どもの心にスッと入っていきます。

「楽しいと思える事を見つけて、諦めずに頑張る心を忘れないでください」など、保育園でもよく使っていた言葉を盛り込むと、子ども達に伝わりやすいです。

子どもたちへ2.ダイレクトに伝わる言葉を使う

卒園していく子どもたちに、ダイレクトに響く言葉があります。
「しょうがっこう」「いちねんせい」「べんきょう」「らんどせる」など、これからの小学校生活を連想させる言葉です。

小学校生活に期待を膨らませている子どもたちにとって、聞くとワクワクするこれらの言葉。
ぜひ、入れてみてください。

また、「えがお」「げんき」「がんばる」などは、普段から聞き慣れていて、すぐに伝わります。
ありがちだからと避けてしまわず、どんどん使いましょう。

「にこにこ」「ぴかぴか」などの繰り返し言葉も、子どもの想像力をかきたてる効果がありおすすめです。

子どもたちへ3.成長を実感できる内容を盛り込む

子どもたちは小学生になることに対して、楽しみな気持ちと同じくらい、不安も感じています。
入園した頃から年長になるまでの大きな成長過程を、具体的な事例を盛り込んで話しましょう。

例えば「入園した頃は泣いていたみんなも、今では泣いている小さいお友達へ、大丈夫だよと優しく声を掛けてくれるようになりました」などといった内容を入れると、お兄さんお姉さんになったという自信に繋がります。

子どもたちへ4.行事での思い出を盛り込む

4月からの1年間、どんな行事があってどんな事をしたのか、みんなで思い出の共有をすると、子どもたちはより話へ引き込まれるでしょう。

お泊まり保育でみんなで一緒にご飯を作った事、運動会でのリレー、お遊戯会の演目など、印象に残っている事を盛り込みます。
ただし、一つ一つの行事は端的に、あまり長くなりすぎないように注意が必要です。

例えば「運動会のリレーでは、1番にはなれなかったけれど、みんなで力を合わせる素晴らしさを学びましたね」「お遊戯会の劇では、一人一人が堂々とステージに立ち、大きな声で台詞を言う事ができましたね」などと、行事毎にどんな成長があったのかを入れると、さらに良くなります。

保護者へ1.これまでの感謝を必ず最初に伝える

何よりも、クラスを担当させてもらったお礼と、成長を共に見守る事ができた感謝を伝えます。
さらに、保護者の理解と協力があるからこそ、クラス・保育園の運営ができているという事にも、忘れずにお礼を言いましょう。

「至らない点も多く」や「行き届かない事ばかり」などのマイナス言葉はNG。
「保護者の皆様が温かく見守り支えてくださって、私もこの1年でさらに成長できました」「子どもたちと共に学ぶ事も多く、皆様に出会えた事に感謝しています」など、前向きな言葉と感謝の気持ちを表現する方が、印象は良くなります。

保護者へ2.どんな目標を持って保育してきたのか伝える

4月にクラスの目標を設定し、1年間目標に基づいてクラスを運営していますよね。
その目標は、卒園したからといって終わりにせず、家庭でも気にかけてもらいたいもの。

卒園式は、保護者と目標に対する理解と共有ができる、最後の場となります。
例えば、「助け合う気持ち」を目標としてきたのであれば、卒園までに「困っている人を率先して助けてくれるようになった」という成長を伝え、「小学校へ行っても、この気持ちは大切に育てていってほしい」と保護者へ伝えましょう。

保護者へ3.長々と話をしなくても大丈夫!

基本的に、保護者への挨拶から子どもたちへの挨拶、という流れが話しやすいです。

保護者への挨拶が長すぎると、子どもたちは待ちきれなくなってしまいます。
伝えたい気持ちと感謝を保護者に短く伝え、子どもたちへの語りかけを、しっかりと行いましょう。

子どもたちへの言葉も、保護者は聞いています。
保育士と子どもたちとの絆や信頼関係を感じられるように、先にお伝えしたポイントを盛り込んで話をすると、保護者もきっと喜んでくれるはずです。

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