保育士の抱える悩みとは?その実態と解決方法を紹介

世間からは、「子どもを見るだけだから楽だよね。」なんて言われる事もありますが、子どもだけではなく、その保護者とのやり取りにも気を配らなければなりませんし、持ち帰りの仕事だって山のようにあります。

行事前には午前様になったり、朝は早い時は5時に家を出なければならない日がある程、実は激務な保育士。そんな保育士達が抱える悩みと解決した方法を紹介していきます。悩んでいるそこのあなた、ぜひ読んでみてくださいね。

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保育士の抱える悩み

保育士の悩みは抱えきれないほどあります。

人間関係はもちろん、気が抜けない責任感の多い仕事だったり、モンスターペアレントとのコミュニケーションのとり方など。

悩みと対処法の紹介をしていきます。ぜひ参考にしてみてください。

みんな自己主張が強すぎて、人間関係の問題が多い

保育士は厳しい30日間の実習を耐えて勉強を積み重ねた人だけが取れる、子どもの命を守る資格だとプライドや誇りを持っています。そういった環境から、自然と気が強く意見をガンガン言う人が多いです。

〜対処法〜

あなたが、「言っている事は間違ってる!」と思っても、それが先輩保育士であれば「口答えして生意気!」と虐められてしまうので、その場では曖昧に誤魔化して、先輩保育士の良い所だけをしっかりと吸収して自分の成長に繋げましょう。正面からやり合う必要はありません。

また、保育士界において男性保育士は少なく、男性が1人もいない保育園がほとんどです。女性の職場ということで、女性社会特有の派閥ができてしまう保育園も多々。派閥に属しても属さなくても、肩身の狭い思いをするはめになる保育士がたくさんいます。

辛い時には、職場に関係のない友達に話を聞いてもらうことが一番です。話すだけでも気持ちが楽になります。

四六時中気が抜けない

保育士として一番大切なことは、保護者から預かった子どもたちを、朝と同じ状態で夕方保護者に引き渡すことです。

保護者にとってはかけがえのない子どもなので、たとえ小さな擦り傷ひとつでも、とても心配になります。

元気いっぱいの子どもが、怪我なく安全に一日を過ごすのは難しいこと。怪我をさせてしまった時は、責任感から夜眠れなくなってしまう保育士も少なくないです。

〜対処法〜

日中は勿論の事、お昼寝時だってもしも仰向けに眠って呼吸が停止したり、他の子にちょっかいをかける子がいてはいけませんから大体10分おきに確認を取りますし、お昼寝を必ず見守る保育士が存在します。

一日中気を張り詰めさせるので、精神的にもかなり疲れてしまいます。家ではアロマなどを取り入れてゆっくりと疲れた精神をケアしましょう。

持ち帰りの仕事が多すぎる

保育士は課業の為の課題作りに始まって、教室を彩る壁面制作、その季節に合った童謡や絵本の選別・読み聞かせの練習、保育園によっては月に一回リトミックを取り入れている所はリトミックの振り付けや選曲・ピアノの練習…思い浮かぶだけでざっとこんなにあります。

生活発表会の前なんかは衣装の制作まで加わってきますので、本当に寝る間もなくなります。

〜対処法〜

慣れるまでは辛いでしょうが、要領を掴んでくると読み聞かせの練習はあまりしなくてよくなりますし、壁面も次の年からは使い回しや少し手を加えるだけで良くなりますので最初の1、2年は我慢しましょう。

保護者との関係が難しい

モンスターペアレントという言葉が、かなり世の中に広まってきました。それほど、理不尽なことを言う保護者が増えているということです。

保育士も、保護者から理不尽なことを言われることがありますが、反論を口に出してしまっては大問題になってしまいますよね。

どれだけ理不尽なことを言われても辛抱し、どんな時でも保護者の気持ちを受け止めることを忘れないように心がけましょう。

また、買い物やデートに行くと、保護者に発見されて話しかけられるならばまだ良いですが、園で「あの先生あんな服着てデートしてたのよ。」「彼氏の顔は~…。」なんて噂話をされては堪りませんよね。

〜対処法〜

保護者だって人間です、やはり面白がって周りの保護者に言いふらしたりする事もあります。

ですから、プライベートで遊ぶ際には園から離れ、保育園児を連れて歩くような場所ではない所を選んで遊ぶようにすると安心です。

これが一番の理由!給料問題

どんなに一生懸命しても、なかなか努力が報われないという時があります。

新人の頃は特に、良かれと思った行動が裏目に出てしまった…ということがよくあるもの。何事も慣れてくるとそんな失敗は減ってきますが、そこに至るまでの時間はとても長く感じます。女性社会ゆえの辛辣な言葉が突き刺さることもあるようです。

にもかかわらず、保育士は給料があまり恵まれていないうえに、仕事量や仕事内容がハードなところがあります。壁面製作など、仕事が終わらないときは、自宅に持ち帰って深夜まで仕事をする場合も。

一般的な企業とは違い、残業をした分だけ残業手当が出るということはほとんどありません。

〜対処法〜

給料の問題を解決するには転職が一番手っ取り早いです。

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間違った意見を押し付けられる

主任保育士や先輩保育士は自分の言う事や経験が絶対だと過信している部分が多々あります。

勿論長い経験の中で学んだ事ばかりですし、的確なアドバイスをくれる場合も多いのですが、たまに状況を分からずに自分の経験のみでアドバイスを行うものだから的外れな意見を投げかけてくる事があります。

〜対処法〜

そういった場合は一応聞いたふりをして、その意見を取り入れつつ自分で判断して問題に対応していきましょう。

先輩や偉い人の意見だからといってすべてが正しいわけではありません。これは違うんじゃないか、と感じたら臨機応変に対応することが大切です。

ダメ出しばかりされる

保育士は常に子どもの目線で、どうするのが子どもにとって一番良いのかを日々模索しています。保育士の人数だけ保育観があり、大体の場合はベテランの保育士の意見が採用されます。

ですから、新人の内は自分の保育観の意見が通る事の方が少ないと考えてください。

〜対処法〜

落ち込まずに自分の案を温めて、自分がベテランになった時に存分に発揮してください。

ダメ出しをされない人なんて存在しません。今ダメ出しをしてきている先輩や園長も、昔は私と同じようにダメ出し受けてたのか、という考えを持つと少しは楽になるでしょう。

自分の時間が持てない

保育士はとにかくやる事が多く、持ち帰りもそうですが帰る時間も行事前だと何と午前様になる人だっています。

しかもその次の日が早番だった日には目も当てられません、文字通り横になったらすぐに朝になってしまいます。

〜対処法〜

新人の内は先輩保育士の仕事も押し付けられてそんな目に遭ってばかりです、辛い時間は必ず終わりますし、慣れてきたら自分の時間の作り方も段々と要領を得てきますから我慢しましょう。

慣れないうちは、やることリストを書いて頭の中を常に整理してみてください。思ってたよりやることが多かった、少なかったということが目に見えてわかります。

クラスも保育士も入れ替わりが激しい

保育士は女の園ですから、いじめもありますし激しい喧嘩もあります。

ですから昨日までいた先生が突然いなくなるという事だって現実にあり得るのです。そうなると突然ヘルプの先生がクラスに入ってきたり、一から新人保育士を指導しなければならなくなるので非常に厄介です。

〜対処法〜

クラスだって、持ち上がりになれば良いですが、大体の場合が乳児クラスの先生は慣れているから乳児のまま、と徐々に年齢が固定されてしまい毎年全く違うクラスを受け持つ事だってザラです。信頼関係を作りたくてもなかなか作れませんよね。

どうしても辛くなったら、主任保育士などに相談して、持ち上がりをしたい事を訴えてみましょう。

物事は表裏一体

保育士のリアルな悩みとして、賃金と人間関係は大きな問題ですが、それは裏の部分。

心からやりがいを感じ、天職だと思いながら働いている保育士もたくさんいます。そんな保育士は保護者からの信頼が厚く、子どもにとっても安心できる存在です。

賃金の悩みは将来を揺るがす大きな問題ですが、そこにばかり気を取られないように努めることも大事かもしれませんね。

保育士は単に子どもたちと遊んでいるわけではなく、長期目標や短期目標を月齢や年齢に沿って計画し、活動内容を毎日考えなくてはなりません。

体育的なことや音楽的なこと、造形や言葉、数字に興味がもてるような活動を、心身の発達に応じて考えるオールマイティな力が要求されます。

〜対処法〜

毎日明日の保育を考え、子どもたちの反応を見ながら修正していく力が必要です。

対処法としておすすめなのが、日記を書くことです。きちんとした日記でなくてもメモ代わりでもOK。子どもたちの様子ややるべきことが目に見えてわかるので少し悩みが軽くなります。

最後に

保育士が抱える悩みと対処法を紹介してきました。

とても多くの悩みを抱える保育士は大変かもしれませんが、やりがいを見つけてうまくいったときの達成感は計り知れないものになるでしょう。

現在悩みを抱えており、解消しないという場合には、その職場が合っていない可能性もあります。

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