指導?パワハラ?パワハラかどうかチェックする基準と対策

パワハラは部下の人権を傷つけ、自信喪失や労働意欲の減退を招きます。パワハラに屈し、泣く泣く辞職するケースも珍しくありません。

社内のパワハラは法的な責任も問われかねない重大な問題です。しかし時には上司が部下に厳しく指導することも必要ですよね。

では一体どこまでが上司としての「指導」で、どこからが「パワハラ」になってしまうのでしょうか?

暴力をふるう、物を投げつける

どんなに軽くても暴力は犯罪です。殴る・蹴る、胸ぐらを掴む、髪を引っ張るなどはもちろんのこと、物を投げつけたり、大音量の音を聞かせるなども立派な暴力行為。

上司による暴力で傷を負った場合はすみやかに医師の診察を受け、診断書を書いてもらいましょう。

診断書はパワハラの有力な証拠となります。

侮辱や暴言

部下が失敗した時には叱ることも必要です。しかしその叱責が本当に業務上必要な「指導」であるのかは考慮する必要があります。

「愚図」と人間性を否定したり、「お前なんかクビにしてやる」と心理的に追い詰めるような言動はパワハラに該当します。

上司の暴言は日記などに記録しておきましょう。同僚や会社側に相談する時などに、有力な証拠となります。

仲間はずれ

挨拶をしても無視する、全員が参加する飲み会に誘わない、業務上必要な情報を与えないなど、個人を孤立させる行為もパワハラです。

我慢せずに他の部署の同僚や上司、社内の専門窓口に相談しましょう。

あり得ないノルマを課す OR 全く仕事を与えない

不適切な量の仕事を与えたり、非常識な時間まで強制的に残業させるのはパワハラに当たります。

「俺だって昔はやっていたんだ」と正当化する上司もいますが、そのような事実は無いことがほとんど。逆に仕事を全く与えなかったり、本人の能力に見合わない低レベルな仕事を強要する行為もパワハラと認定されます。

タイムカードやメールの内容などを保存しておき、上司の上司や社内の専門部署に相談してみましょう。

プライベートへの過度な干渉

職場で雑談をする際のプライベートへの過干渉もパワハラです。「君の彼氏は○○だからダメなんだ」「お前が入っている△△っていう宗教、気持ち悪いな」といった上司の価値観を押し付けるのもパワハラとなります。場合によっては、上司側が名誉毀損や侮辱罪に問われることも。

プライベートに首を突っ込んでくる上司は、多くの場合悪気はありません。「プライベートのことだから答えたくない」という意思をハッキリと示しましょう。

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