会社でのセクハラ事例と対処法:相談しづらくても一歩踏み出して!

会社でセクハラを受けた場合、告発しても業務に支障が出てしまうのではないか、最悪辞めさせられてしまうのではないかと不安要素がいっぱい。

そのため、会社内でのセクハラには泣き寝入りしてしまう女性が後を断ちません。

ですが、場所が会社であろうとセクハラはセクハラです。相手が同僚でも取引先でも、声をあげなくては他の女性もセクハラの餌食にされてしまうかもしれません。

そこで今回は、具体的なセクハラの事例と効果的な対処法をあわせて紹介していきます。

具体的なセクハラ事例

2人で飲みに行こうと誘ってくる事例

入社した時から、ある特定の男性に飲み会の誘いを受けていたのですが、いつも失礼のないようにやんわりと断っていたのですが、その後も子供のように駄々をこねてしつこく飲みを誘ってくる男性にあきれがきてしまいました。

一番決定的だったのが、帰り道に待ち伏せをされて、飲みに行こうと誘ってきた時です。さすがにこれには恐怖を感じました。

二人っきりの時に抱きしめられた事例

家族経営のお店でバイトとして働いていた時の事でした。普段から社長はとても愛想がよく、いつも私に対して笑顔で対応してくれて、遅刻をしても怒られる事もなく、何故こんなに優しいのか不思議に思っていました。

その理由がわかったのが、ある日作業部屋で一人で作業をしていると、急に社長が後ろから抱きしめてきた時です。

その時はびっくりしてその場から逃げ出してしまいましたが、相談するにも奥さんが店長なので、相談できずにそのまま辞めてしまいました。

取引先からのセクハラ事例

販売員として仕事をしていたので、私はいつも店頭に立っています。ある日新しく入った会社の取引先の営業マンが、ふと私のおしりを触ってきた事がありました。

最初は気のせいかなとも思いましたが、毎回腰に手をまわす等をしてきたりしたので、困ってすぐに上司に相談です。しかし上司からは、口止め料としてのお金をもらっただけであとは何も対処をしてくれませんでした。

ラブホテルに連れ込まれる事例

日頃からボディタッチが激しい上司で、お尻を触ってくるのも日常茶飯事です。そんなある日。上司と2人で会社の取引で遠方に行った時に事件は起きました。

車で1時間かけて取引先に向かっていたのですが、いつしか周りは見慣れぬ景色になりどこに行くのかと思いきや、向かっていたのはラブホテルです。

どうにか自分の体は守れたものの、心に残った傷は深くそのまま会社を退職してしまいました。

セクハラに気づいていない上司の事例

私の上司は言葉遣いは荒いものの、しっかりと部下の面倒も見てくれる憎めない上司です。しかしそんな上司が、荒い言葉遣いで私のことを「でか尻」と呼んで、お尻をパシン!と叩いてきました。

それからというもの、その上司は私のことを「でか尻」と呼び続け、その度にお尻をパシンと叩いてきます。

セクハラだと認識されづらいものも

プライベートな話を聞かれる

「彼氏がいるの?」「年齢は?」と言った質問もその代表例です。

ひょっとすると言った本人はコミュニケーションを円滑にしようと質問をしたのかもしれませんが、仕事と関係のないプライベートの話をしつこくされた場合、これはセクハラとみなす場合もあります。

毎日褒められる

あちらは気を使って言っている褒め言葉でも、毎日同じように言われ続ければセクハラに値します。

気になる男性社員から言われたら嬉しい言葉でも、興味のない相手から言われるのはあまり気持ちの良いものではありません。あまりにしつこい場合は、セクハラと認定しても構いません。

不快なボディタッチをする

「お疲れさま」と不意に肩をぽんと叩いたことをセクハラだと認識する女性も中にはいるでしょう。

例え親しい関係でも、必要以上にコミュニケーション中でスキンシップをされ不快に思っている場合、立派なセクハラと捉えることができます。

セクハラをされたときの対処法

1.証拠を集めておく

セクハラを受けていると感じたら、証拠を集めることが大切です。証拠として残しておきたいのは、いつ、どこで、だれが、どのようなセクハラをしたのかを記録し、さらに証人となる人も確保しておきましょう。

可能であれば、ボイスレコーダーなどを活用して、録音や録画をしておくのも大切です。

2.嫌がっていることをハッキリと伝える

受けたセクハラに対して、あいまいな態度を取ることは、加害者に「合意の上だった」と主張される可能性が高まります。それを避けるためにも、加害者に対して、嫌がっていることをハッキリ伝える必要があります。

加害者に嫌がっていることを伝えると同時に、周囲にもセクハラを受けていることが伝わります。

3.上司に相談する

セクハラの加害者に対して、直接注意をすることが難しいケースが目立ちます。そのため、まずは上司にセクハラを受けている事実を報告し、加害者に止めてもらうための相談をしましょう。

直接の上司からセクハラを受けている場合は他の上司に相談しましょう。

4.人事担当に相談する

中規模以上の企業であれば、人事部など人事を担当する人にセクハラを相談しましょう。小規模の企業であれば、人事を担当する上司や役員に相談する方法があります。

相談するときに大切なのが、セクハラを受けた証拠を見せることです。

5.労働基準監督署に告発する

社内に相談できる期間がなかったり、信頼できる上司などがいなかったりする場合、第三者機関に相談する方法もあります。なかでも、相談窓口がある労働基準監督署にセクハラを告発することができます。

労働基準監督署が動くためには、受けたセクハラの明確な証拠が求められます。

6.内容証明郵便を発送する

内容証明郵便とは、手紙を送付した事実を郵便局が証明する郵便です。裁判などでの証拠として有効であり、加害者に対して、セクハラを受けて困っていることを伝える方法として有効な方法です。

内容証明郵便を送る場合、加害者に加えて、職場にも同時に発送することが重要です。

7.裁判を起こす

改善が見られない場合、最終的な対策として、セクハラの加害者に対して、法的に訴えることができます。加害者に慰謝料の請求や刑事罰を求めて、法廷を舞台に戦っていくことになります。

法的に訴えることを決めたら、弁護士など法律の専門家に相談しましょう。

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