婚約の定義とは!?プロポーズ受けたら成立?

「そのうち結婚したいね~」なんて言いながら同棲してから半年。彼に「ほかに好きな人ができた」と言われたけれど、これは婚約破棄になるのか分からない人もいるのではないでしょうか。

今回は婚約の定義や法律的な婚約状態を紹介します。また、婚約することによるメリットも合わせて紹介します。

ぜひ、参考にしてください。

婚約の定義とは

そもそも婚約ってなんでしょうか?『婚約』は、結婚の約束をすること。世間では「婚約は口約束では成立しない」なんて言われていますが、そんなことはありません。

民法には結婚や離婚に関する規定がありますが、婚約に関する規定はないんです。つまり、どのようなときに婚約が成立するか、という条文は存在しません。

結納をしたとか、特別な儀式(披露宴や婚約指輪の譲受等)を踏まなければいけないというわけではなく、当事者の二人が「夫婦になろう!」と合意した時から成立すると考えられています。

お互いに将来の伴侶として認識をした時点で婚約といえます。そのため、プロポーズを受けたら婚約成立と考えるのが一般的でしょう。

法的に見る婚約状態

とはいっても、単に男性が女性を口説く目的で「結婚しよう」と言う場合があります。これでは、二人が将来夫婦になることを約束したとは言えません。

女性は「だましたわね!」と怒り、「訴える!」と言うかもしれません。実際に婚約破棄で行われた裁判は山ほどあります。

では、裁判官はなにによって『お互いが誠心誠意結婚を約束した』かを判断するのでしょうか。実は、裁判の判断基準では以下のものが考慮されています。

(1)二人の合意が第三者(親、兄弟、友人、勤務先など)にも明らかにされたかどうか
(2)二人の同意に基づいて新たな生活関係が形成されたかどうか
(3)継続的な性関係があったかどうか
(4)二人が合意したときに、その合意の意味を判断できる成年者であったかどうか
(5)父母に言われて簡単に交際を絶ったかどうか

婚約をするメリット

気持ちを引き締める

お互い、今後の一生を共に過ごす相手という認識をすることで気持ちを引き締めることができます。

そのため、結婚までのテンションをあげる良い期間でしょう。気持ちの面でしっかりしてきます。そのため、大きく気持ちが変化する時期でしょう。

周りに結婚の意志を伝える

周りに伝えていくことで、よりこの人と結婚するんだという決意が生まれます。親や友人に伝えていくと結婚式の準備もしやすくなるでしょう。

具体的にいつ入籍するかまで決められたら、トントン拍子に予定が進むでしょう。そのため、婚約期間はとても大切な期間です。

おわりに

本人同士の口約束は有効であるものの、いざ破談になると、裁判で争うことになりそうです。その際に「言った」「言わない」の水掛け論になる可能性も。

そのため、口約束だけではなく、書面や証拠にしておくのが良いと言われています。

・半同棲中に二人で口座を作り、結婚資金を貯めていた。
・実家に遊びに行った時に「婚約者」として親に紹介した。
・「将来結婚する」という名目で家を借りた。

などの「第三者から見て二人は婚約状態にあった」ということが証明できれば、「婚姻状態にあった」と認められる可能性が高いと言われています。

彼から「結婚したいね~」と言われたら、具体的に証拠を作っていきましょう。

ライター