結婚したいくらい好きな彼氏はフリーター。そんなときは、将来のことを考えて不安になってしまいますよね。
また、結婚するにあたって家族を説得するのも大変だと思います。
だからと言って「ちゃんとした職についた彼氏を探そう」と簡単に気持ちを切り替えるのも無理なもの。
そんなフリーター彼氏との将来に関して、考えたいことをまとめました。
フリーター彼氏のメリット
1.時間の融通が利く
職場環境にもよりますが、フリーターは比較的休みや勤務時間の希望を出しやすい場合が多く、時間の融通が利くというメリットがあります。
記念日やイベントに休みを合わせて一緒に出かけたり、子供の学校行事に夫婦揃って参加したりと、常識の範囲内であれば家族との時間を優先できます。
また、あなた自身の用事で家を空けなければいけない時など、代わりに家事をお願いしやすいのも魅力です。
2.生活リズムを掴みやすい
もう1つのメリットは、フリーターは基本的に残業が無く休日出勤もほぼないため、生活リズムが掴みやすく、あなた自身のスケジュールを組みやすいということ。
仕事から帰宅する時間が明確なため、予定の帰宅時間から逆算して買出しや夕飯の準備を済ませることができ、効率よく家事をこなせます。
職場の人間関係による縛りも少ないため、せっかく夕飯を準備して待っていたにも関わらず、「今日は遅くなるから夕飯はいらない」という連絡が突然入る心配も少ないでしょう。
3.若々しい夫婦でいられる
一般的にフリーターは正社員に比べてあらゆる面で縛りが少ないのが特徴。それは時間に関してのみならず、身なりやライフスタイルにも当てはまります。
例えば正社員の染髪や副業は禁止していても、アルバイトならOKといった職場は少なくありません。そのためフリーターは、職場の規則に縛られることなく、個性的な外見を追求する事ができます。
副業として趣味や夢を追い続けることも可能でしょう。いくつになっても生き生きと、おしゃれで若々しい夫婦でいられるのはとても素敵なことではないでしょうか。
フリーター彼氏のデメリット
1.経済的に苦しい
まず第一に挙げられるデメリットはやはり経済面の問題でしょう。20代までは新卒の正社員に比べてフリーターの方が手取りの金額が高く、収入が安定しているように感じる場合もあります。
しかしフリーターはボーナスや昇給がほぼないため、年を重ねても20代の頃とほぼ同額の収入しか得られない可能性が大。失業や退職時の保障もありません。
子供の養育費や家のローンなど、年齢と共に出費はかさんでいくもの。そのため、若いうちから計画的に貯金をするなどの工夫をしなければ、経済的に苦しくなっていってしまいます。
2.周りの人に理解されにくい
そして2つ目のデメリットは、周りの人に否定的な目を向けられるケースが多いということ。
フリーターは、正社員に比べて責任が軽い立場である事が多く、先に挙げた経済面の観点から社会的信用度も低いため、マイナスイメージを持たれがちです。
そのため両親や友人に結婚を反対されたり、結婚後も主婦仲間やご近所間で「○○さんのご主人フリーターですって…」と噂されることもしばしば。その度にあなたは肩身の狭い思いをすることになります。
3.本人が精神的に不安定に
そして最後は、パートナー自身が精神的に不安定になってしまう可能性があるということです。
年を重ねるにつれ、職場では自分より年下の上司に頭を下げる機会が増え、同世代の友人が次々とマイホームを購入していく中、自分はローンが通らず仮住まいのまま。
そういったことからパートナーが自信を失い、精神的に追い詰められてしまうこともあるでしょう。その結果、夫婦仲が険悪になってしまう可能性も否定できません。
フリーター彼氏との将来を見つめるポイント
1. きちんとした人生設計がある上でのフリーターか
一口にフリーターといっても正規雇用ではないというだけで、何か事情がある場合も。
目標があり、それまでのつなぎとして非正規の職に就いている人がいる一方、逆に何も考えず職を転々としている人もいます。
大切なのは本人が将来のことをしっかりと考えているかどうか。あなたの彼氏がフリーターである理由は何でしょうか。
2. 主夫という選択肢も
フリーターの彼と結婚したいならあなたが一家の大黒柱になるのも選択肢のひとつです。女性だけが家庭に入るというルールはありませんからね。
問題はあなたのキャリアと出産についてです。二人は子どもが欲しいのか、欲しいならいつ何人産むのか、どんな教育をしたいのかなど、考えたいことはいくつもあります。
もしあなたが大黒柱になってなおかつ子どもが欲しいなら、絶対に仕事を休まなければいけないタイミングがあります。その間収入がなくても大丈夫か、また職場復帰できるかどうかも重要です。
3. あなたが彼を応援できるかどうか
今はフリーターでも、そこから正社員になる人は大勢います。
また、専門的な職業であれば、フリーランスで活躍する道もあります。
いずれにしても、彼が職について意欲的かどうか、人望があるかどうかも重要です。
信頼できる彼なら、少し長い目で見て頑張ってもらうことに期待しましょう。
4. 親は時間をかけたら理解してもらえるか
フリーターの彼氏との結婚は両親に反対されることが多いもの。やはり、可愛い娘に苦労させるのは親として許せないことです。
両親が反対するのは愛があるからこそ。反対されても反発せず、なるべく時間をかけて理解してもらうようにしましょう。
双方の親と家族ぐるみで関係を良好にしておくことで、後々助けてくれることもあります。ここは長期戦を覚悟して両親と向き合ってみてください。
フリーター彼氏にきちんと働いてもらう方法
まずは自信をつけさせる
フリーターであるの理由はともあれ、フリーターの期間が長ければ長いほど、彼は定職につくことに自信を無くしている可能性が高いです。
否定をせず、彼を受け止めてあげましょう。そして徹底的に彼を誉めるのです。
あなたの力で自信をつけてあげることが、彼氏が今の状況を脱する第一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。
お金が無いのを匂わせる
彼がいつまでもフリーターでいるということは、あなたに多少なりとも金銭的な負担がくるということです。ですが、いつまでもそれでは困ってしまいますよね。
そんなときには、実際に困り果てる前に、彼にお金が無いということを伝えるようにしましょう。
ポイントは重くならないように伝えるということ。「あなたのために○○をしたかったんだけど、お金が足りなくてごめんね。」と彼を追い詰めないように、可愛く伝えてみてください。
そうすると、彼も「今のままではいけない!」と思って、現状を変える行動をし始めるかもしれません。
具体的な将来の話をする
付き合っている彼氏がいると、後々結婚するかどうか考え始めるものでしょう。結婚適齢期ならなおさらです。
しかし、フリーターのままの彼とは結婚なんてなかなか考えられないのではないでしょうか。
そこで、フリーターだから彼と結婚をあきらめるのではなく、具体的に将来の話をしてみるのがおすすめです。
いきなりお金の話をするのではなく、数字を用いて結婚に関する話をするのがポイント。例えば、子供は何人欲しい、○○年ぐらいには結婚したい、という内容です。
そこから徐々に金銭的な話をしていきましょう。
おわりに
人生には様々なリスクがつきものです。たとえ正社員になっても突然職を失って不安定になる可能性もあります。
大切なのは、フリーターでも正社員であっても、彼のことを「将来何があっても支えたい」と思えることではないでしょうか。
この人と結婚しなければよかったと後悔しないように、今どう動くかが重要です。ぜひ彼と色々話し合ってみてくださいね。