モンテッソーリ教育の概要と家庭に取り入れるときのコツ9つまとめ

モンテッソーリ教育に関心を持つ方が増えてきてます。

ここではご家庭でモンテッソーリ教育の概要から、実際にモンテッソーリ教育を実践するときのコツを9つにまとめました。ぜひご家庭でのモンテッソーリ教育に活用してください。

モンテッソーリ教育の概要

まず、以下ではモンテッソーリ教育の概要から紹介します。

モンテッソーリ教育とは

モンテッソーリ教育の目的は、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ことです。

その目的を達成するために、モンテッソーリは子どもを科学的に観察し、そこから得た事実に基づいて独特の体系を持つ教具を開発するなどして教育法を確立していきました。

モンテッソーリ教育をご家庭で実践する上でもこの目的をしっかり理解しておきましょう。

空間

教室環境としては、まず清潔に保たれていることは当然ですが、やはり子ども視線での空間作りが大切です。そして、以下のような条件を満たすことがのぞまれます。

1.自由に教具を選べること。

2.おもしろそうな教具があること。

3.年齢縦断型のクラス編成をすること。

4.発達段階に応じた環境を整備すること。

5. お子さまの自己形成を助ける教師陣を整備すること。

興味を示すおもちゃがあるか

モンテッソーリ教育では「教具」と呼びます。子どもたちが手に取って実際に遊ぶものですが、子興味を示すものが
無ければ教育を進めて行くことは難しいものです。取り揃えるおもちゃも慎重に選ぶべきです。

家庭で準備するために

しかし、子どもが興味を持つような教具をご家庭で準備するのは大変でしょう。確かにモンテッソーリ教育教具の販売サイトなどではお子様の年齢に応じた教具の販売も行われてます。

でも賢く100均で準備することも可能なのです。興味ある方はネットで実践者のブログを見たり実際に100均のおもちゃコーナを覗いてみてください。きっと役立つグッズがすぐ見つかります。

大人の役割

一般的な保育園、幼稚園では保育士の方が各園の教育方針に従った教育メニューを実践しておりますが、モンテッソーリ教育を導入している園では大人の役割はあくまでも子どもたちの支援に徹しています。

「何時から何時はお絵かきの時間で、次はお遊戯です、遅れないようにね。」といった大人都合での指導はおこないません。ですのでご家庭においてもあくまでも子どもが主役です。

自立して生涯学び続ける人間になることを目的としている教育ですので上から目線での指導という概念は存在しません。

大人たちが子どもに教える指導するのではなく、子ども自身が興味を持ち打ち込める環境を通して自身が問題解決にあるために、主役である彼らが、最大限に学びやすい環境が必要なのです。

お子様の活動を辛抱強く、じっと見守るぐらいの気持ちで接してあげてください。

モンテッソーリ教育を家庭で行うときのコツ9つ

では、モンテッソーリ教育を家庭で行うときのコツはどのようなものがあるのでしょうか。

以下では実際に行うときに役立つコツを9つ紹介します。

年齢縦割り構成

モンテッソーリ教育の基本の一つは年齢縦割りです。年齢の違う幼稚園児が同じ空間で学ぶことを言います。

兄弟がいればそれでもよいですが、いない場合には、近所の人にも声掛けをして、モンテッソーリ教育を実践する環境を作ることも必要でしょう。

全てのものに子どもの手が届く

子どもたちが興味を示したおもちゃが手の届かないところにあっては、子どもたちが不満を示してしまいます。

子どもたちが自由に選べるように、子どもの身の丈に合った配置を心がけましょう。

強制させない

子どもの気持ち次第では、全く行動を起こさない場合もあるでしょう。そんな時は強制するのではなく、行動するのを待つという考えが大事です。

強制してしまっては逆効果になる場合もあります。どうしても動かない時は、話を聞いてあげることも大切です。

あえて教えないを実践する

子どもたちは何かと大人に聞きたがるものですが、そこは大人が教えるのではなく、自分で考えたり年長者が教えるといった行動が出てくるのを待つことも大事です。

もしうまくできないようであれば「考えてやってみて」と優しく伝えてあげるといいでしょう。

きちんとした言葉で褒める

その日の教育が終わった時、小さい子どもには疲れも出てくるでしょう。

終わっただけで済ませるのではなく、言葉をかけてねぎらい褒めてあげることが大切です。

教える時は言葉では教えない

基本は自発的な行動ですが、一切何も教えないというわけにもいかないでしょう。そんな時は、言葉ではなく行動で教えてあげるようにするとよいです。

子どもはその姿を見て学んでいきます。

先輩ママの体験談

いざ、ご家庭でモンテッソーリ教育を実践する場合は当然不安も大きいでしょう。でもこの教育を実践しお子様を育てた方はたくさんおりますし、そういった先輩方々がブログを開設してます。

是非諸先輩のブログを参考にされることをおすすめします。

コミュニティーの活用

実際にモンテッソーリ教育を実践している人のブログを定期的に読んで読者になり、ブログサイト読者間の交流や、LINE FACEBOOKでの情報交換をするとよいでしょう。

ご家庭では、お子様と向きあることばかりに偏りがちですが、同じモンテッソーリ教育を実践されている人との交流で新たな気付きや発見があります。

もっと知りたい

モンテッソーリ教育は、その教育方針を取り込んだ園が全国に存在します。数として少ないのですが「公益財団法人 才能開発教育研究財団日本モンテッソーリ教育綜合研究所」が「子供の家」と称し、0歳ー6歳を中心にその教育方針を展開してます。

家庭での教育と合わせ、この園に通うという選択肢もとれますし、ご両親自身がモンテッソーリ教育に興味をお持ちでしたら、教育する側としての教師育成コースに励まれることもお子様のモンテッソーリ教育に役立ちます。

まとめ

モンテッソーリ教育には、子どもの無限の可能性を引き出す効果が期待できます。自主自立という言葉がありますが、それはやはりこういう教育を受けて幼いころから訓練しなければ身につかないものです。

日本では最近になって自主性を重んじることの大切さが理解されてきました。これが根付くことが期待されますね。

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