内科から心療内科への看護師転職って簡単?:メリット・デメリット、転職方法などを紹介!

内科から心療内科への転職を考えている看護師が増えていますが、いざとなると決断しきれずに悶々とした日々を過ごす人も少なくありません。

こうした人の大半は、転職に対する不安ばかりが先に立ち、心療内科の役割や転職したい動機を見失っています。

まずは、心療内科の役割を理解することが重要であり、そこから転職の目的を明確にすることで、不安や迷いは払拭できます。そこで心療内科の仕事内容やメリット、具体的な転職方法などについてまとめてみました。

内科と診療内科の仕事内容の違い

内科では、一般的な身体的疾患の診察および治療を行いますますが、いわゆる心の問題について深く掘り下げることはありません。

これに対して、心療内科は心の問題に起因する身体的疾患に特化した診療科です。簡単にいえば、心理的なストレスを原因とする疾患を専門的に取り扱う診療科であり、治療方法もカウンセリングや薬の投与が主となります。

したがって、看護師の仕事内容も内科とは異なり、注射や点滴などの処置をする場面はほとんどありません。その一方で、患者の心の問題に配意した看護が求められることになります。

内科から心療内科に転職するメリット

心療内科に転職すると、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

ストレスを感じることが少なくなる

心療内科に転職するメリットとして、精神的なストレスから解放されることがあげられます。

心療内科での治療は、カウンセリングや問診、薬の投与が中心ですから、注射や点滴などの処置に携わることがほとんどありません。

また、残業や夜間勤務もありませんから肉体的・精神的なプレッシャーを受ける場面が少なく、ストレスを感じることが少ないのです。

専門的なスキルが身につく

また、メンタルヘルスに関する知識や具体的な治療法を学べる点も大きなメリットです。

現代社会では、メンタルヘルスによって様々な疾患が引き起こされていますが、心の問題に向き合う治療方法については、医師も看護師も専門家が少ないのが実態です。

したがって、心療内科に勤務することで専門的なスキルを得ることは、臨床心理士や産業カウンセラーなど自身のキャリアアップにとても役立ちます。

内科から心療内科に転職するメリット

心療内科に転職するメリットがある一方で、どのようなデメリットがあげられるのでしょうか。

知識やスキルが偏ってしまう

心療内科に転職するデメリットは、一般的な看護師としての知識やスキルが習得しづらいことです。

このことはメリットと表裏一体の関係になっていますが、注射や点滴といった処置を行う機会が少ないため、一般の看護師としてのスキルの低下は否めません。

したがって、将来において働くことができる診療科の範囲が狭くなってしまいます。

看護師としてのモチベーション維持が難しい

また、看護の実感がわかないこともデメリットとしてあげられます。心療内科で扱う病気は一般の内科とは異なり、心の問題に起因しているため、症状の改善は一進一退であり長期間にわたります。

そのため看護師としての力不足を感じることも少なくありませんから、モチベーションを維持することに苦労する看護師も少なくありません。

内科から心療内科に転職する方法

内科と心療内科の仕事内容の違い、メリットやデメリットを紹介してきました。

では、実際に転職するとしたらどのような方法があるのでしょうか。

勤務している病院から紹介してもらう

内科から心療内科に転職する方法として最初に考えられるのは、現在勤務している病院から紹介してもらうことです。

この場合、送り出す病院としては看護師が1名欠員となることから、大きな決断が必要になります。そのため、いきなり転職したいと申し出ても、受け入れられないことも少なくありません。

どうして自分が心療内科に転職したいのかを明確にしてお願いすることが必須です。

転職サイトを利用してみる

もう一つの方法としては、看護師に特化した転職サイトを利用することです。

ここ数年、看護師の転職希望者が多いことから、それに特化した転職サイトが開設されています。利用する際は、転職サイトの担当者と懇意にすることが大切です。

転職サイトの担当者は、転職サイトには掲載されていない非公開求人やそれぞれの病院の職場実態を把握していますから、様々な情報を聞き出すことによって病院選びに失敗するリスクを最小限にできます。

看護師専門の転職サイトとしておすすめなのが『マイナビ看護師』です。全国各地の好条件の求人をカバーしています。無料で利用できるので、ぜひチェックしてみてください。

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内科から心療内科に転職すべき人とは

心療内科に興味はあるけど、果たして自分が心療内科に転職すべきかどうかわからないという人もいるでしょう。

ここでは、どのような人が内科から診療内科に転職すべきなのかを紹介していきます。

患者さんの心の問題に真摯に向き合える人

心療内科に転職をすべき人は、メンタルヘルスなど心の問題に起因した疾患の治療に対して、興味を抱き真摯に向き合える人です。

今後、メンタルヘルスや心の問題による疾患は増加の一途を辿ることが予想されており、心療内科にかかる期待も大きくなります。したがって、心療内科の分野において前向きで志の高い人でなければなりません。

忍耐強く患者さんと接することができる人

また、忍耐強く長期間にわたって患者と向き合える人も転職に向きます。

心療内科は、時間の流れが一般の病院よりも長く感じることも少なくありません。その中で、患者と同じ視点で向き合いじっくりと看護する覚悟が、心療内科への転職には必要不可欠です。

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