浄土宗のお盆の迎え方や飾りなどのしきたり:他の宗派との違いは?

お盆というのは毎年ある行事の一つで、日本古来からある伝統的なものです。そしてとても大切な行事の一つといってもいいでしょう。

関西や関東といったそれぞれの地域や宗派などにより日程や準備しなくてはならないものが異なります。
自分が住んでいる地域のお盤の迎え方や、飾りしきたりなどきちんと理解しておくことが大切です。

ご先祖様や、亡くなった方に失礼のないように前もってきちんと理解し準備を済ませてお盆を迎えられるようにしましょう。

飾りについて

浄土宗では、お盆の間は飾りをすべて仏壇から出して、扉を閉めて仏壇の前にお飾りをします。

スペースがない場合は精霊棚を置いて、お供え物だけを置く場合でも大丈夫です。

精霊棚は小机を仏壇の前に置き、まこものがざを敷いておきます。

精霊馬

なすときゅうりで作る精霊馬も作っておくとよいでしょう。来るときはきゅうりの馬に乗って急いでこれるように、帰りはなすの牛にのってのんびり帰れるように2種類(馬・牛)の精霊馬を飾るのが一般的です。

盆花

そして盆花に関しては精霊棚に逆さに吊るして飾ります。ほおずきは提灯の代わりで、枝豆やガマの穂は季節の植物を飾るという意味合いで使われているので準備しておきましょう。

浄土宗のお供えする飾りは、盆花・果物・季節の野菜・お菓子などです。

盆提灯は基本1対になっているので精霊棚の左右に飾ります。スペースがない場合は片方にまとめて並べても問題はありません。

絵柄入りの本提灯が一般的ですが、初盆の時は白いものを使うとも言われています。

迎え火・送り火について

迎え火はご先祖様の霊が迷わないように目印として燃やしますが、これは昔は電気もなく夜に帰る場所がわからないといけないことから始まったものです。

今は習慣として行われていますが、今は夜も明るくて目印がなくても迷うことはないので臨機応変に行えば大丈夫でしょう。

送り火はご先祖様の霊が帰り道に迷わないように、しっかりご先祖様の霊を見送っていますという印として燃やします。

こちらも現代では夜道も明るいですから迷うことはないですが、ご先祖様の霊にきちんとお見送りしていますという事を伝えるのは大切なことです。

迎え火も送り火も習慣として残っていてやらない家庭も増えているので環境などを考えた上でやるかやらないかを決めましょう。

方法

陶器のお皿などを用意します。玄関先で折った芋殻を井桁の様に積んだものに火をつけて燃やしましょう。

マンションなどで火が使えない場合は、昔からの習慣であって必要不可欠なものではないので、無理に送り火・迎え火を焚く必要はありません。

火が使えない場合は、盆提灯を送り火、迎え火の代わりにするのが一般的になっています。今は電気式の盆提灯がほとんどなのでそちらで代用してください。

まとめ

浄土宗のお盆の迎え方や飾りについてです。古くからやっている習慣などもあるため、どうして行っているのかきちんと理由を理解して、周りの人と相談してお盆を迎えるようにしましょう。

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