フレンチのマナー:カトラリーの扱い方について詳しく紹介!

フレンチで食事をする際に、カトラリーで知らせるサインをご存知でしょうか。カトラリーとは、食事に使われるナイフやフォーク、スプーンのこと。

フレンチ式で食事終了のときは、時計の3時の位置にナイフの刃を内側に向けて、フォークは上向きに置くことによってサインとします。

また、食事の途中を知らせるサインは、ナイフとフォークを八の字に置く、というように、カトラリーの扱い方を知っていれば、フレンチ式で食事をする際に安心です。

今回は、フレンチでのカトラリーの扱い方について紹介します。正しい知識を身につけましょう。

フレンチで気をつけたいナイフとフォーク

洋食のオーダーには、フルコースとアラカルトの2種類があります。

フルコースは、前菜からデザートまで順番に運ばれてくるコース料理。アラカルトは、いわば一品料理です。

メニューのなかから好みの料理を選び、フルコースに比べて一皿分の分量がやや多めなので、分量を考えて注文したほうがいいでしょう。

全員の料理がそろってから、ナイフとフォークをとる

アラカルトで注文したときは、テーブルに料理が運ばれてくる時間差が生じやすくなります。

自分の前に注文した料理が並んだからと、さっさと食べ始めるのではなく、全員の料理がそろってからナイフとフォークをとって食べ始めるようにします。

ライスはフォークの背に載せるのが正しい?

洋食でフルコースのテーブルセッティングは、料理が出てくる順に、外側から並んでいます。

向かって右側にナイフとスープスプーン、左側にフォークが並びますので、料理に合わせて外側から使い始める順です。

ここでライスを食べるときですが、フォークの背にナイフで押し付けて食べる方法があります。これはイギリス流です。

フレンチでは、ライスをフォークの背に載せず、フォークの腹の部分(へこんだ方)にすくうように載せて食べるようにします。

落としたカトラリーは自分では拾わない

食事中に、ナイフやフォークを落とさないように気をつけなければいけないとわかっていても、うっかり手を滑らせて落としてしまうこともあります。

カトラリーを落としてしまった場合は、まずは落ち着いて、同席者に「失礼しました」と一言告げてから、お店の方に軽く合図しましょう。大きい声で呼ぶことなく、合図で察してもらえます。

落としたものは自分では拾わないのが基本マナーです。

フレンチで知っておきたいスプーン

スプーンを添えられてくるスープはすすらない

フレンチででてくるスープは、音をたてずに流し込むように食すか、食べるように食します。

もしスープが熱ければフーフーと吹くのではなく、スプーンを皿に入れて2~3回前後に動かすやり方です。

スプーンの使い方は手前から向こうへ、または向こうから手前へと、どちらでもかまいません。スープの量が少なくなったら、片手で皿を少し持ち上げながらスプーンですくうといいでしょう。

スープが飲み終わったら、スプーンは上向きにして皿の中に置きます。

最後に

フレンチでは、カトラリーの扱いでガチャガチャと音を立ててはいけません。また、お店の方を呼ぶときもそうですが、大きな声を出したりするのもよくありません。

食時が進むにつれて場が和み、会話がはずんできても、他のテーブルの方たちの耳障りにならないように、フレンチを楽しむことが肝心です。

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