生前整理の6ステップ:残された人のことを考えて断捨離しよう

「生前整理」という言葉を、最近よく耳にします。とはいえ何をすれば良いのでしょうか。

遺産相続の問題で、遺言はよく聞きます。現代では早いと40代の健康なうちから、断捨離やデジタル機器に入った写真の整理をはじめている方もいるようです。

生前整理の目的は、残された人々が後々困らないようにしておくことです。そのために、生前整理でやるべきことをまとめました。

物を増やさないことも簡単にできる生前整理です。まずは、できることからやっていきましょう。

1.思い切って断捨離する

便利なものが増え、すぐに手に入る時代なので、お店に行けば必要のないものまで、買いたくなってしまいます。一見物が少ない部屋と思っていても、結構必要のないもので溢れていることが多いです。

今は断捨離がブームです。物を捨てるのも、残された人々を考えての大事な行動です。

生前整理ではなくとも整理整頓は大事なので、これを機に部屋を必要なものだけにしてみませんか?

使う使わない・着る着ない・履く履かないなど分別して後者の場合は処分してみたらどうでしょうか。一遍にやろうとすると、どっと疲れますので少しずつ時間をかけて、とにかく使っていないものは捨ててみましょう。

断捨離をするかしないかで残された方々の体力的負担は大きく違います。仮に遺品整理として専門業者にお願いして、見積もりが出てきてビックリなんてこともあります。

生前整理といってもご年配には体力的に負担はもちろん、何をどうしたらいいのかという精神的負担も大きいでしょう。

そこで、生前整理をお手伝いしてくれる生前整理認定作業士という資格があります。

生前整理認定作業士

直接ご自宅に伺い、生前整理のプランを作成したり相談にのったり、何をしてよいかわからないお客様に対して生前整理の順序や、やり方などを提案してもらえるという内容です。

特に、ご年配の場合物を捨てたり、必要・不要などの分別が自分ではできないこともあり、亡くなってから遺品整理する残された方々の大変さは並大抵なものではないです。

早い段階で不要な物は徐々に処分していくことも大切でしょう。

2.パソコン・携帯他デジタル機器の管理をする

忘れがちなのが、パソコンやデジタル機器に入っているデータをどうするかということです。写真などはデジカメからパソコンに移したものの、そのままということがあります。

送受信メールの整理など、見られたくないデータや文章があれば予め別の場所へ移設するなど工夫すると良いでしょう。

大切な内容のメールやデータも要る・要らないの仕分けが必要です。携帯電話は指紋認証や暗証番号を求められるケースもあります。

あなたの命が危機にある時、暗証番号が壁になり連絡が取れない人が出てくるかもしれません。

 3.エンディングノートを書く

エンディングノートを書くことで、自分のやるべきことを整理したり、優先順位をつけることができますし、残された家族も何がどこにどうあるか書いてあれば安心しますよね。

免許証・保険証・マイナンバー等の情報、貯金通帳の保管場所、借入の有無、クレジットカードの有無、加入保険会社などはしっかり書いておき、自分が逆の立場になった時、どんな情報があったら助かるか考えながら書くと良いかもしれません。

エンディングノートそれは、あなた自身が何をどうして欲しいのかを書き残すためのノートです。

残された家族が後々手続きなどで困らないようにする為のノートなのです。法的効力はありませんが、家族への感謝の気持ちを込めて書いてみませんか。

 4.賃貸住宅・持ち家を不動産に相談する

高齢者の単身住まいが増え、今後も増加傾向にあります。賃貸の場合、単純に解約すれば良いのですが孤独死となれば状況が変わります。事故物件扱いとなるからです。

このようなことを避けるために、宅食を届けてもらい応答確認してもらうことも大切です。持ち家でも安心はできません。

後継がいないとわかった時点で早めに売却を考えることも一つの案だそうです。家は人が住まなくなると傷みが早くなるって話は聞いた事があります。

もし単身で亡くなってっしまったら、どうしたら良いのか事前に不動産に相談してみることも大切です。万一の事があっても、早めに発見されるような対策を考えるのも一つの手段です。

 5.財産の場所を遺言書に書く

遺言書を作成しても効力がなければ全く意味をなしません。

作成するならば弁護士など、プロに相談しながら完成させるのも一つの手です。遺産が多ければ多いほど遺言書の効力も大切になるでしょう。

資産といわれる証券は、インターネットが普及し証券・株券共に電子化しています。

そうなるとご自身に何かあった場合、誰もわかりません。ということにならないよう、遺言書とは別に資産について「証券・株券はパソコンの○○に有り」と書いてみると良いでしょう。

人はお金が絡むと変わると言いますが、まさに相続争いもその一つです。

身内の方が亡くなっているのに、お金のことで争うのは悲しいです。そうならないためにも生前から遺言書を作成したり、財産は何がどこにあるかわかるようにしておくと良いです。

6.身寄りのない方は周りに相談する

世の中、皆さんの全てに家族があるわけではありません。色々な事情でひとりで生活している方も多くいます。

家族はいても、遠方に住んでいて頼れない方もいます。遠方にいる息子さん、娘さんに迷惑をかけたくないと生前整理をはじめる方も増加しています。

身寄りのない方は葬儀・お墓についての希望、第三者で何日連絡なかったら家に来るなど決め事をしている方がいるか、遺産はどうするかなどは予め書き留めてみませんか。合わせて役所へ行き、事前相談することでご自身も安心です。

家族はいるが遠方で頼れない方も、民間で病院の通院・手術・入院の付添いや、ご自身が亡くなった場合の葬儀手配をワンストップで代行する企業もあるそうです。専門の業者に頼ることも、一つの手でしょう。

ライター