永代供養とは?費用や墓じまいについて知ろう!

永代供養とは、本来は先祖の墓を永代に守り供養していくことを言います。

もともと家族・親族で守ってきたものですが、最近では、少子高齢化、核家族化により、先祖代々のお墓を守ることが難しくなっています。

無縁墓も増えており、「跡継ぎ、後継者がいない」「身寄りがない」「管理が困難」と理由は様々にせよ、墓じまいを検討されている方も多くなっているのが現状です。

最近耳にする永代供養とは、そういった事情でお墓を守っていくことが困難になった場合、寺院や霊園が代わりに供養をしてくれることを指しています。

今回は、永代供養について迷いがある方へ、4つのステップをお話します。

1.墓じまい

墓じまいとは、お墓を撤去し、更地にして寺院や霊園に土地を返すことを言います。

お墓の引っ越しを目的とした改葬とは墓じまいの目的が違います。永代供養を選択されるということは、個人のお墓自体を持たないことになりますので、暮石は解体してしまいます。

生活スタイルの変容、多様化のためなかなか昔ながらの伝統的な方法では維持管理が困難で、結果的に無縁墓にしてしまう可能性もあるのです。

先祖代々守ってきたお墓を無縁墓にしてしまう前に、また、子孫への体力的、精神的、金銭的負担を考慮して、墓じまいを選択される方もいます。

2.永代供養墓に納骨

単独墓タイプ

霊園、寺院によっては期間を限定して通常のお墓同様に墓石を建て祀ってくれるところもあります。継承を前提としていないので、一定の期間が過ぎると納骨室もしくは合祀墓に改葬されます。

17回忌、33回忌、50回忌等、それぞれ場所によって期間が設けられています。

集合墓タイプ

骨壺を他の故人とともに納骨堂の棚などに分けられ安置されます。個別スペースがありますので、個々に小さな石碑や石塔を建てることが可能です。

こちらもある一定の期間で合祀墓に改葬されます。

合祀墓(ごうしぼ)タイプ

一人一つの骨壺に収まるのではなく、ご遺骨を骨壺から出し、直接合祀墓に納めます。この際家族・親族間だけでなく、血縁のない複数の人のご遺骨と混ざりますので、抵抗感のある方もいるでしょう。

合祀墓に一度入ってしまうと、故人の遺骨を取り出すことは出来ません。管理費や月額費用が掛からないので、総合的に費用が安いというメリットがあります。

3.費用の相場の違い

霊園や寺院によっても、かかる費用は全く違います。得られるサービスの内容も全く違いますし、宗派によっても違います。地域によっても全く違います。

全く相場もわからない分野ですし、ぼったくりのような価格でも、『そんなものか』と信じてしまいがちです。故人の供養のためにケチりたくないという思いもあります。

近くの寺院や霊園を一つ一つご自分で比較することが一番ですが、だいたいの目安をもって検討していただくために、大まかな相場をまとめてみました。

単独墓タイプ

故人一人あたり 50~100万円以上
   
永代供養料に加えて墓石料が必要になることが特徴です。

集合墓タイプ

故人一人あたり10万円~50万円以上

ロッカー式    10万円~
仏壇式、お位牌式 30万円~
自動搬送式    50万円~  

合祀墓タイプ

故人一人あたり3~10万円

イオンの提携寺院などで3万円代と目にすることもあります。

永代供養墓を運営していないところでは永代供養料を別途収める必要もありこの限りではありません。   

4.遺族にその後求められること

永代供養墓の特徴として、基本的には、初めに費用を支払えば、その後は維持費用やお布施などの追加費用を払う必要はありません。

すべての寺院、霊園がそうとは限らないので、初めの段階できちんと確認していく必要があります。

もし法要を行う場合は、その際の料金は含まれていませんので、その都度費用がかかってきます。

永代供養というのは、故人をきちんと偲ぶための一つの方法であり、あくまでも一番重要なことは、どんなお墓を選ぶかではなく、手を合わせに足を運ぶことです。自分たちに一番合った方法を選びましょう。

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