私が留学先で友達を作った方法:友達を作るための心構えや、気をつけたいことも紹介

私は今、アメリカのオハイオ州にあるThe College of Woosterという大学に留学生として正規入学し、現地の寮でアメリカ人に囲まれて生活しています。学年は、2018年現在大学2年生です。

しかし、もともと英語がペラペラだったというわけではなく、短期留学の経験すらありませんでした。

そんな私でも、最初の一学期間だけで、たくさん留学生・アメリカ人の友達を作ることができました。

留学先で友達を作ることは、語学の上達が早まる、新しい文化を学べるなど、さまざまな良いことがあります。

自分の経験をもとに、留学先での友達の作り方や、友達を作る際の心構えを紹介するので、参考にしてください。

留学先で友達を作る際の心構え

留学生の友達の作り方を紹介する前に、友達を作るために意識してほしい心構えを紹介します。

焦らない

一番大切なのは、友達作りを焦らないことです。

なんでも打ち明けられるような友達がすぐに作れなくても大丈夫。出会ったばかりの人と深い仲になるためには、時間がかかります。

私も、現地に着いたばかりの頃は全てがはじめての経験で、一日を生き抜くだけで精一杯でした。

そんな状態で、さらに友達づくりも頑張らなければと自分を追い詰めてしまうと、ストレスが溜まって体調を崩してしまうかもしれません。

今日は3人に話しかける、昨日話したあの子とまた会話をするなど、毎日小さな目標を立てて、少しずつ友達づくりを進めるようにしましょう。

愛想良くを心掛ける

私は留学生活を通して、日本であっても外国であっても、愛想がとても大切だということを学びました。

私自身も愛想が悪いという訳ではなかったと思いますが、とても愛想が良い日本人の友達と比べると知り合いに話しかけられる回数が全く違い、反省しました。

愛想の大切さに気がついてから、顔見知りとすれ違った際や、図書館で見つけた際に、手を振ったり話しかけるようにしました。

そうすると、相手も話しかけてくれることが増えました。

落ち込んでいるときに無理に笑顔を作ったりする必要はありませんが、普段から笑顔や明るい受け答えを意識するだけでも、友人は作りやすくなると思います。

理解できなかったらきちんと聞き返す

現地の言葉に自信がない時にやってしまいがちなのが、わかったふりをすること。

私の経験だと、特に友人との会話は話すスピードが早く、相手の話していることが理解できなかったという場面がたくさんありました。

その時に、自信がない人ほどわかったふりをしてしまいます。しかし、相手から質問をされた時や意見を聞かれた時に、全然話を理解していなかったことがバレると、相手をがっかりさせてしまい、次から話しかけてくれなくなるかもしれません。

つい知ったかぶりを続けていた私が気付いたのは、現地の人は留学生にアメリカ人レベルの英語を求めていないということ。

むしろ、「留学するなんて勇気があるね、十分話せているよ!」と励ましてくれる場合の方が多いです。

なんども聞き返すのは気が引けてしまうという人は、あらかじめゆっくり話してほしいと伝えるのもおすすめです。

かっこいいよりもわかりやすいを大切にする

ネイティブのようにペラペラ話したり、スラングを使うことに憧れる気持ちはわかります。私もそう思い、最初の方はあまり口を動かさず、スピードを速めて話していました。

しかし言葉を使う目的は、自分の考えを相手に伝えることです。

思うように意思疎通ができないという場合は、口を大きく開けて、ゆっくり話すようにしてみてください。

カッコつけて話す何を言っているかわからない人よりも、ていねいに自分の伝えたいことを伝える人の方が、友達を作ることができます。

自分から話しかける

友達作りで大切なのは、自分から話しかけること。

授業で隣に座っているだけでは、友人になれません。人と接する機会を友達づくりの機会にするには、自分から話しかけるしかないのです。

でも、現地の言葉に自信がないと、話しかけてから会話を続けられるか不安ですよね。

そこで私が思いついたのが、新入生、留学生、同じ交換留学生など、まず同じ立場の人に話しかけること。

相手も同じように言語のスキルや学校生活に不安を抱えていれば、多少伝わらない部分があっても受け入れてくれる場合が多いし、話題も見つけやすいです。

話しかけられやすくする

自分から話しかけるのも大切ですが、話しかけてもらうチャンスを逃さないことも大切です。

音楽を聴く際はイヤホンを片耳だけにして、話しかけてくれた人の声が聞こえるようにする。また、勉強を自分の部屋ではなく人がいる広場や図書館でするなど、話しかけてもらいやすくすることを意識して生活するようにしました。

私は、筆箱にディズニーキャラクターの柄がついていたため、ディズニー好きの子が話しかけてくれるということもありました。

自分が好きなものや、思わず話しかけたくなるような面白いものを日常生活で使うのも、良いと思います。

留学先での友達の作り方

友達を作るための心構えができたら、実際にどうやって友達を作るのかを確認しましょう。

友達を作るには、話しかけたり集まりに参加するなど、自分からアクションを起こす必要があります。

焦らず、しかし勇気を出して、友達を作りましょう。

授業や集まりを利用する

授業やオリエンテーションなど、大人数が集まる機会は、積極的に友達づくりに利用しましょう。特に、新入生オリエンテーションや交換留学生のための説明会など、周りもまだ友達を作っている途中であれば、友達は作りやすくなります。

実際に、私は留学生オリエンテーションを通して、今の親友と出会いました。また別の仲が良い友達も、授業の席が隣になったことがきっかけで話すようになりました。

多少グループのようなものができていても、会話の中に入ってしまえば気になりませんし、一度にたくさんの友達を作れる、一人でたくさん話さなくても良いなどメリットもあります。

会話に使えそうなフレーズは暗記しておく

言葉に不安があると、どうしても積極的に会話を始めることができません。

そこで私は、初対面の時に使えそうな会話をある程度考えて、暗記しました。具体的には、兄弟の話やペットの話、旅行の話などです。

家族の話であれば写真を見せ合ったりして盛り上がりやすくなりますし、旅行の話題であれば、少し無理があったとしても、自分がよく知っている日本の話につなげることができるので、話しやすかったです。

また、大人数の集まりで端から自己紹介をするという場面は嫌という程あるはずなので、少しクスッと笑えるような冗談が入った定型の自己紹介を用意しておくと、毎回緊張しなくて済みます。

留学先で人気な映画やドラマを観ておく

現地で友達にも教授にも勧められたのが、留学先で人気な映画やドラマを観ること。

リスニング力が上がったり、教科書に載っていない自然な表現を学べたりと、外国語の学習としてとても有効な方法です。

それに加えて、その映画やドラマについて現地の子と盛り上がることができるというのが大きなメリット。友達を作る上で、好きなものが共通しているというのはとても大切です。

私自身は日本の映画やドラマが好きなのであまり気が進まなかったのですが、留学先の文化を学ぶ気持ちで観始め、意外に面白かったというものもいくつか見つけました。

つまらないと思ったのであれば無理して観続ける必要はありませんが、友達に勧められたものなどを実際に観ておくと、より仲を深めることができます。

積極的にイベントやサークルに参加する

授業や全員参加のイベントに限らず、有志参加のイベントやサークル活動に参加するのは、友人を作る上でとても大切です。

日本の学校生活と同様、同じ趣味を持った人と同じ活動をする部活やサークルは、友達を作るチャンスが特にたくさんあります。

また、イベントをきっかけに友達の友達を紹介してもらうというのもよくあるので、友達を作りたいという人は積極的にクラブやイベントには参加することをおすすめします。

実際に私は春休みに大学が主催する一週間の旅行に参加し、今まで名前も知らなかったような人と、定期的にご飯を一緒に食べる仲にまでなりました。

友達の輪を広げる

友人と知らない人が食堂で食事をしていたら混ぜてもらうなど、意識的に友達の輪を広げるようにすると、友達を増やすことができます。

友達と盛り上がっているのに割り込むなんて気がひけるという人は、友人に直接紹介してもらうのも一つの方法です。

私の友達は、難しい授業のクラスメイトに、その科目が得意な別の友人を紹介してもらい、勉強を教えてもらったと言っていました。

一度話しただけで終わらせない

友達作りでありがちなのが、積極的に人に話しかけて知り合いはできたけれど、友人と呼べるほど仲の良い人は増えなかったという状況です。

私が現地で一番悩んだのがこれでした。現地の言葉で深い話をする自信がないため、いつも内容のない世間話をしていて、その結果、手を振る相手は増えたけれど、悩みを相談できる人がいませんでした。

私がそんな時に大事だと思うのが、新しく出会った人との関係を、一度話しただけで終わらせないことです。

イベントで一言話しただけの人とも、わざわざ連絡をして定期的にご飯を食べに行くことで、知り合いから友人になることができます。

また、話をする際には世間話だけではなく、将来の話や家族の話など、さまざまな話題について話すことを意識しました。

深い話をすることで信頼関係を築き、悩み相談ができるような仲になります。

留学先で友達を作るために気をつけたいこと

パーティーや出会い目的には気をつける

パーティーは、今まで知らなかった人と交流するのにもってこいの場所ですが、その分性犯罪の危険などもあります。

また、出会い系アプリを人脈を作るために活用している友人などもいました。パーティー同様犯罪に巻き込まれる危険性があるため、この方法はおすすめしません。

友達を作るにはいろいろな方法があるので自分にあった方法を選ぶことが大切ですが、海外には日本より治安が悪い場所も多いです。リスクがある方法を取る場合は十分に注意してください。

日本語だけを話さない

私が気をつけているのが、日本人との会話でも、周りに違う国から来た人が同席している場合は、日本語を使わないということ。

周りの人に関係ない話題だったとしても、何を話しているのかがわかれば、話に入ってくれるかもしれません。

また、そんなつもりはなくても、仲間外れにされているような気分にさせてしまいます。

日本語を話せる人が周りに多くいる場合は、気をつけてください。

傷つけてしまったと思ったらきちんと謝る

留学先では、さまざまな経験や思想を持っている人と出会います。

新しい文化を学べることはとても大事ですが、その分意図せず誰かを傷つけてしまうということもあります。

そんな時は、そんなに怒るなんて理解できないと切り捨ててしまうのではなく、悪気がなかったことを伝えた上で、相手の考えを理解しようとしてあげてください。

悪気がなかったこと、相手の気持ちを考えようという意思があることが伝われば、喧嘩してしまったとしても仲直りができるはずです。

最後に

文化によって多少の差異はあるものの、人付き合いで大切なことは日本と外国であまり変わりません。

相手のことを気遣ったり、理解しようという気持ちさえあれば、多少言葉がカタコトでも友人を作ることはできると思います。

積極的に人が集まる場所に参加したり、知らない人に話しかけることは勇気や労力が必要ですが、無理をせずに頑張って、楽しい留学生活を送ってください。

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