母乳を搾乳する方法と保存の注意点:保存時間に注意しよう

前もって搾乳をしておけば、忙しくて自分で母乳をあげられないときでもママ以外の人が赤ちゃんにママの母乳をあげることができたり、母乳を保存しておくことで赤ちゃんがお腹が空いたときにすぐ母乳をあげることができます。

また、おっぱいが張って辛いときは搾乳することでずいぶん楽になれるので、搾乳というのはママにとって大切なことです。

では、搾乳にはどのような方法があるのでしょうか。そして、搾乳した母乳の保存に関する注意ポイントとはどんなことなのでしょうか。

搾乳の方法

手で搾乳する方法

ママ自身の手で搾乳を行うため力の加減を自分で調節することができ、胸への負担が少ない搾乳方法です。

乳輪部を傷つけないよう、爪を短く切り、手指をせっけんできれいに洗いましょう。乳首も清潔にしておきます。

次に乳輪の外側から乳頭に向けて、様々な方向から、力を入れ過ぎないようおっぱいを絞り母乳を出します。同じところばかり絞らないように気をつけましょう。

また、保存をする場合には哺乳瓶に母乳を受け止める受け口をセットした状態で搾乳を行い母乳を収めます。

保存する必要がないときは、大きなタオルをあて、タオルに母乳を吸い込ませるようにすると楽に搾れます。お風呂場で湯船に浸かりながら行うと、血行も良いため搾りやすくなり、周りを汚してしまうこともないのでおすすめです。

搾乳器で搾乳する方法

手で搾るのは時間もかかるし大変、という方は搾乳器で搾乳することをおすすめします。

搾乳器には電動のものと手動のものがあり、日常的に搾乳したい人は電動、時々使用したい、乳腺炎予防用の圧抜き程度に搾乳したい人は手動のものを選ぶと良いでしょう。

搾乳器を使う場合は、あらかじめ搾乳器と乳首・指を清潔にしておき、空気が入らないよう、搾乳口についているカップを乳房と密着させるのがポイントです。

手動式だと自分で搾乳するため力加減ができますが、手しぼり同様、自分で搾乳する手間がかかってしまいます。

一方、電動式だと手間がかからず便利ですが、強く吸いすぎてしまうと乳首を痛めてしまうこともあるので注意が必要です。

搾乳に関する注意ポイント

常温での保存は30分以内

搾乳した母乳は、生のため時間の経過と共にどんどん成分が変化します。細菌の繁殖も心配されるため、搾乳して30分以内には飲ませるようにしましょう。

30分以内に飲ませることができないのであれば、専用のパックに入れ、必ず冷蔵庫や冷凍庫で保存してください。

保存期間は、家庭用の冷蔵庫だと24時間以内、冷凍庫だとおよそ2週間~1ヶ月くらいといわれていますが、できるだけ早めに使いましょう。

保存容器はしっかり消毒する

搾乳機や保存容器も、洗浄と消毒をしっかり行いましょう。

中性洗剤で手洗いするか、食器洗浄機を利用して洗い、水をはった鍋に分解したパーツを浸して5分ほど煮沸します。洗った後の容器は、水滴が残らないようによく乾かします。

解凍するときは自然解凍

冷凍保存していた母乳は赤ちゃんにあげる前に解凍しなければなりませんが、解凍するときに電子レンジなどを使うことはNGです。

母乳には様々な栄養成分が含まれており、赤ちゃんは母乳を頼りに栄養を摂り込んでいます。電子レンジを使ってしまうと、母乳に含まれる栄養素が破壊されてしまうので、栄養分の低い母乳になってしまうのです。

赤ちゃんがぐずって焦っていたとしても、電子レンジなどで解凍スピードを早めようとするのはやめましょう。

搾乳でママも赤ちゃんも健康に

母乳というのは赤ちゃんにとっての食事の全てなので、あげる側のママは最大の注意を払って扱わなければなりません。

清潔で栄養素の高い母乳を赤ちゃんにあげるために、今回紹介したポイントを意識してみましょう。また、搾乳の正しい方法を学んでママの身体も大切にしてあげてください。

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