グランドスタッフが転職する理由とは:3年待たなくても転職に有利

広く言うとグランドスタッフは、空港で働くスタッフ全体を指します。一方、狭く言うとグランドスタッフは、従来グランドホステスと呼ばれていた職種を指します。

グランドスタッフ(グランドホステス)は人気が高くて、厳しい競争を勝ち抜いた優秀な人ばかりです。しかしながら、グランドスタッフの離職率はとても高く「辞めたがっている人9割」の職場という話も…。

グランドスタッフが離職する理由3つと、離職後おススメの転職先と転職のタイミングをご紹介します。

グランドスタッフを辞めたい理由3選

グランドスタッフが転職を決意する主な理由は、薄給、肉体労働、不規則な生活です。

薄給

グランドスタッフは、高い英語力の他、入社当時からさまざまなスキルを有する優秀な人が多いです。にもかかわらず、グランドスタッフの給与は、一般の事務職と比べても決して高いとは言えません。

理由として考えられるのは、15年ほど前から、グランドスタッフの雇用形態の殆どがJALやANAの子会社の契約社員や人材派遣となっているということです。

肉体労働

グランドスタッフは、お客様の重い荷物を運んだり、出発間際にお客様を探して空港中を走り回ったりと、体力が必要な職種です。上品で華のあるイメージで入社すると、そのギャップに苦しむことがあります。

ギャップの代表的な仕事例がクレーム処理です。飛行機遅延のために乗り継ぎができない、機内で飲み物をこぼされた、予約したのに希望の座席がとれていない、などクレームの種類は様々です。

このようなクレームに対応するためには体力ばかりでなく、精神面でもタフでなくては務まらない仕事なのです。

不規則な生活

グランドスタッフは、24時間態勢のシフト勤務です。勤務中は体力を消耗するうえに不規則な生活になりますから、体力的に厳しい職種と言えるでしょう。

転職に有利なグランドスタッフのスキル

グランドスタッフの仕事は、厳しい反面さまざまなスキルを身に付けることができます。

グランドスタッフになるにはまず応募資格としてTOEIC600点程度以上、という高い英語力が求められることがほとんどです。そして、読み書きだけでなく英語でコミュニケーションできるスキルは、他業種でも重宝されます。

また、グランドスタッフは、正しい言葉遣いや立ち居振る舞いなどの接客マナーを徹底的に訓練します。このスキルは、どんな業種でも必要になりますから、高度な訓練を受けたグランドスタッフは有利です。

さらに、グランドスタッフは、お客様のさまざまなリクエストに応えるために、高いコミュニケーション能力、臨機応変に判断を下す判断力などを身に付けることができます。

グランドスタッフのオススメ転職先

次に、グランドスタッフにオススメの転職先をご紹介します。

ホテルのフロント

ホテルのフロントスタッフは、英語力、接客マナー、コミュニケーション能力、判断力など、グランドスタッフで培ったスキルの多くを必要とします。また、ホテル側でもグランドスタッフからの転職者に注目していますから、最もおすすめの転職先と言えるでしょう。

企業の秘書・受付

企業の秘書や受付もグランドスタッフと共通するスキルを要求されます。また、外資系の企業では高い英語力も必要となりますから、おすすめの仕事です。

グランドスタッフの転職タイミング

同じ職場で3年は働かないと転職に不利と言われていますが、これはグランドスタッフには当てはまりません。

理由としては、グランドスタッフが入社時点で英語力やマナーを身に付けている点、グランドスタッフの業務そのものは他業種で活かしにくい点が挙げられます。

そのため、グランドスタッフを辞める決断をしたなら、3年を待つことなく、できるだけ早く転職活動を開始することをオススメします。グランドスタッフとしての経験を重ねるより、若い方が転職に有利になると考えるべきなのです。

将来グランドスタッフを目指している方、転職を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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