同居、同棲、内縁の違いとは?家族の形を知って最良の選択を!

同居、同棲、内縁という言葉を耳にしたことがある人は多いでしょう。ですが、それぞれの言葉の意味を知っていて、きちんと区別できる人は少ないかもしれません。

同居、同棲、内縁は家族の形を表す言葉であり、自分と無縁の言葉ではないので、知識として身につけておく必要があります。

では、それぞれどういった意味の言葉で、どういう違いがあるのでしょうか。

同居と同棲の違い

同居は、血縁関係のあるものが同じ家に住むことを言います。例えば、あなたが一人暮らしをせずに親と暮らしていれば、親と同居していることになります。

さらに、地方に多く見られる家族形態のように、祖父母が一緒に暮らす家族を三世代同居といいます。

血縁関係のない仲の良い友達同士や他人同士が同じ家で一緒に暮らすことはルームシェアというので、同居とは区別して考えましょう。

一方、同棲は主に婚姻関係のない男女が生活を共にする事をいいます。例えば、今まで別々に暮らしていた恋人同士が一緒に住もうということになれば、同棲を始めたということになるのです。

お互いに結婚の意思を示すことなく、ましてや婚約をしていなければ、期間の長さに関係なく関係性は同棲のままになります。

内縁と同棲の違いとは

内縁の夫、内縁の妻といった使い方をしたり、内縁を事実婚と言う場合もあります。

内縁は、婚姻届を出さないまま事実上夫婦として暮らしていることをいい、法律的にも同棲とは大きく異なります。

まず、内縁と同棲の大きな違いは、お互いに婚姻の意思があるかどうかです。婚姻の意思があれば内縁、無ければ同棲になります。

2人が共同生活をしていることが内縁の条件なので、自分には他に借りている住まいがあり、週末だけ彼のところに訪れる、いわゆる通い妻の様な関係は内縁にはなりません。

あくまでも2人に結婚する意思があり、家計を共にする共同生活をしていることが内縁といいます。

内縁と同棲の法律的な違い

内縁関係にあると、法律上は夫婦ではありませんが、扶養義務、貞操義務、財産分与など、婚姻関係にある状態と同じような権利や義務が生じます。婚姻届けを出していないからといって、義務を怠ることは法律違反で罰せられる可能性があります。

しかし、相続権は認められていません。現実には、内縁関係にある2人が相続権の有る無しで正式な結婚をしないケースがあります。

例えば夫が死亡した場合、正式に結婚をしていれば相続権は妻や子供に引き継がれます。内縁の場合は、男性が死亡しても相続権は女性側には与えられません。男性に連れ子がいる時には、その子供たちに相続権が全て与えられます。

つまり男性が子供の将来を案じて、相続を全て自分の血の繋がった子供たちに与えたいという理由で正式な結婚をしない場合があるのです。

自分に合った家族の形を知ろう

人それぞれ様々な理由があるので、同居、同棲、内縁のどの関係が一番良いということは一概に言うことはできません。

様々な家族の形を知って将来より良い選択をするために、また後になって法律上の問題などを抱えないためにも、今回紹介したポイントを覚えておくと良いでしょう。

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