漁師に転職する方法4選:起業する場合は多くの資格や資金が必要

大海原に出て魚や貝を収穫する「漁師」という仕事。まさに荒々しく働く「海の男」というイメージで子供の頃は漁師に憧れていた人も多いのではないかと思われます。

漁師というと「体力勝負」、「命懸け」というネガティブな印象を抱く人も多いと思いますが、近年「漁師」という仕事は改めて注目を集めており転職先に志望する人も多いそうです。今回はそんな漁師になる方法を4つ紹介します。

ハローワークに応募する

漁師という職業は大きく分けて2つあり「遠洋漁業」と「沿岸漁業」に分かれます。「遠洋漁業」とは大型の船に乗って行う漁業のことをいいます。

「遠洋漁業」は数ヶ月かけて遠方の海を渡るため、一度航海へ出てしまうと数ヶ月か1年間は戻ってくることができません。沿岸漁業は日本の海で漁業を行うことですが基本的には経験者しか募集していません。

遠洋漁業は何か特別な資格が必要な訳ではないためハローワークで募集している可能性が高いです。漁師といえど雇用形態は他の会社と同じサラリーマンですので正社員として募集をかける企業も多いでしょう。

全国漁業就業者確保育成センターへ問い合わせる

近年では全国漁業就業者確保育成センターという機関が運営している「漁師.jp」というサイトがありこちらでも積極的な募集をしています。

「漁師.jp」では漁法や働く地域も選べるため幅広い求人先を見ることができるほか、就業セミナーやイベントの開催、専門用語の解説など漁師という仕事がイチからわかるHPとなっているので「最近、漁師の仕事に興味を持った」という人でも安心です。

個人事業主として独立する

かなりハードルは高いですが、どこの会社にも属さずに独立するという人も多くいます。つまり沿岸漁業を行う個人事業主として起業するということです。

両親や親戚が漁師であったならばその会社をそのまま受け継ぐことができますが、イチから漁師の仕事を行う場合には船や漁具は自分で用意しなくてはいけません。

船はどんなに安くても500万円以上はかかるため起業する場合の軍資金は1000万~2000万は用意しないといけないでしょう。

さらに「小型船舶操縦士免許」や「海上特殊無線技士免許」など船に関する資格取得、積荷を陸路へ運ぶための自動車免許やフォークリフトなども必要になります。

自動車免許以外の資格は数日間の講習で取得することができる資格なので企業前に取得することは容易です。また、漁をするためには「漁業権」という権利が必要で、これは各地の漁協に加盟して売り上げの一部等を支払うことで取得することができます。

水産高等学校への入学

転職とは少し離れますが両親や親戚が漁師で将来は実家の家業を継ぐことが決定しているならば、高校は水産高等学校(海洋高等学校)へ進学するという道があります。

水産高校は水産業に携わる人員を養成するための高校で、遠洋漁業や養殖漁業など魚にまつわる勉強を行います。

ところが近年では少子化の影響から水産高等学校へ通う高校生は少なく高等学校との統廃合が多く行われ普通科に「海洋科学科」といった学科が作られることが多いです。

まとめ

漁師といえども実態はサラリーマンで幅広い方法から漁師を目指すことができます。また独立開業する場合は多くの資格や資金が必要になりますので覚悟が必要です。

ライター