ケアマネージャーの年収・給料まとめ 

近年の高齢者人口の増加に伴って、介護サービスの需要が高まっています。そこで注目されているのが、ケアマネージャー(介護専門員)です。

しかしながら、ケアマネージャーの認知度は、まだまだ低いのが現実です。そこで今回は、ケアマネージャーの仕事内容、資格取得の方法、年収などについて、詳しくご紹介します。

ケアマネージャーの仕事

ケアマネージャーは、高齢者と介護サービス事業者との調整役を担います。介護サービス事業者で働く介護福祉士が、ステップアップとしてケアマネージャーの資格を取得することも多いようです。

ケアマネージャーの主な仕事は、各高齢者が抱える問題点に応じた適切なケアプランを作成すると共に、介護サービスを利用した際に発生する介護給付費を管理することです。

また、介護サービス事業者の情報を高齢者に提供したり、介護サービス事業者に対する高齢者の要望を代弁するのもケアマネージャーの仕事です。

ケアマネージャーになるには

ケアマネージャーの資格は、介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、介護支援専門員実務研修(32時間)を受講すれば取得できます。

介護支援専門員実務研修受講試験は、居住する都道府県で年に一回受験可能です。

介護支援専門員実務研修受講試験を受験するには、保健・福祉・医療分野の国家資格(※)を保有していれば、5年&900日以上の介護業務の実務経験が必要です。一方、下記の国家資格を保有していない者は、10年&1800日以上の介護業務の実務経験が必要です。

(※)国家資格は、介護福祉士、社会福祉士、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、栄養士(管理栄養士を含む)、保健師、精神保健福祉士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、歯科衛生士、薬剤師、柔道整復師、言語聴覚士、医師、歯科医師、助産師、視能訓練士、義肢装具士が挙げられます。

ケアマネージャーの年収(全体)

まず、女性のケアマネージャーの平均年齢、平均勤続年数、平均月給、平均年収をご紹介します。

平均年齢 49.8歳
平均勤続年数 8.9年
平均月給 26万円
平均年収 365万円

(※1)上記の統計は、平成28年の賃金構造基本統計調査に基づいています。
(※2)平均年収は、[平均月給×12+平均賞与]で計算しました。

全ての職業を通じた平均年収は約420万円ですから、ケアマネージャーの平均年収は決して高いとは言えません。

しかしながら、女性のホームヘルパーの平均年収は302万円ですから、介護職のステップアップとして魅力的な資格と言えるでしょう。

ケアマネージャーの年収(年齢別)

次に、年齢別の平均月給&平均年収をご紹介します。

平均月給 平均年収
20-24歳 22万円 316万円
25-29歳 25万円 353万円
30-34歳 23万円 326万円
35-39歳 25万円 355万円
40-44歳 25万円 358万円
45-49歳 26万円 382万円
50-54歳 26万円 368万円
55-59歳 27万円 386万円

(※1)上記の統計は、平成28年の賃金構造基本統計調査に基づいています。
(※2)平均年収は、[平均月給×12+平均賞与]で計算しました。

この統計を見ると、年齢を重ねても大幅な年収アップは期待できません。しかしながら、ケアマネージャーは、正社員としてだけでなく、パート勤務としての需要があるのも魅力です。

パート勤務のケアマネージャーの時給は1,200~1,500円程度で、他のパート時給より高めに設定されています。そのため、子供が小さい間はパート勤務として働き、子育てが一段落したら正社員に戻るという選択肢もあります。

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