看護師の給料について:手取り・初任給・地方と東京の差は?

看護師の手取り(給与)については、地方勤務者と東京勤務者には大きな差があるのが現状です。

看護師を目指している方にとって、収入面だけで仕事環境を選ぶことが果たして重要になるのでしょうか。

より良い人生を送るために仕事環境や生活環境を含め自分自身と向き合うことが大切です。今回は地方と東京での収入などの違いなどについて解説します。

給料と地域の差

厚労省が出した都道府県別の看護師の平均年収では東京都の670万円に対して、北海道では430万円と200万円以上の開きがあるところもあり、それを聞くと驚く方も多くいます。

また、平成27年度人事院統計書調べによると全国平均年収は519万円と他業種(サラリーマン平均年収は414万円)に比べ高収入が期待できます。

平均給料では正看護師で35万円(准看護師29.8万円)の給料があり、看護師は手取りや初任給を含め収入面で高い期待がもてる仕事です。

収入と支出の違いが生む生活環境

先程述べた通り、地方と比べ東京では高収入が期待できますが良い面だけではありません。

例えば、物価や賃貸料金の違いは地方と比べると2~3倍程度違ってくるため支出が多くなってしまいます。初任給や手取りが多いだけでは決してメリットとはならないのです。

仕事をするだけではなく生活する環境面も合わせて考えてみると、地方と東京の給与格差について見方も変わってくるので手元に残るお金や生活環境について考えてみる必要があります。

売り手市場ならではの落とし穴

看護師の需要

現在多くの病院は看護師不足で悩んでいるため、地方や東京の各病院が看護師確保に力を入れている状態です。

中でも特に専門学校や大学の看護学部などを卒業した新卒者は各病院が是非ともほしい人材であり、売り手市場になっているため新卒者は病院の大小などはあるものの同じ仕事をするなら初任給が高い病院や手取りが多い病院への流れてしまう新卒者が多いです。

病院選びの注意点

病院にはよって給与面だけでなく育児休暇や2交代制・3交代制のシフト体制の違いなどがあり、働きだしてから気づくことも多くあります。

看護師とは給与面では満足しているけど他の病院と比べ夜勤の回数が多いなど、自分の置かれている環境に不満を覚え転職する方が多い業界です。現在では男性看護師も増えてきていますがやはり中心は女性です。

生活するうえでは収入面は重要となりますが、女性社会に今なお根強く存在する派閥や看護師同士のいじめ問題なども存在するうえドクターとの人間関係に悩むなど精神的ストレスはもちろん、夜勤などでの肉体的ストレスもあります。

転職する際は、口コミや先輩転職者との情報共有などを通じて慎重に病院選びをすることが大切です。

もちろん、収入面は病院により異なりますが数字だけでは見えないそれらの重要な事項をいかにキャッチし、自分に合った病院を見つけることができるかがポイントになります。

地方と東京の選択

「東京で両親が暮らしているため、東京の病院で働きたい。」や「一定期間どんな病院であっても収入面だけで病院を選びたい。」などといった方には高い初任給や手取りの期待できる東京の病院を選ぶのも選択の一つです。

その反面「仕事以外の生活環境を重視したい。」や「田舎暮らしに憧れがあるが、給与が安くて不安。」といった方には初任給や手取り額には期待できなくても、手元に残るお金のことを考慮し仕事と同時に生活する環境を踏まえ地方の病院を含め検討してください。

収入面などの数字には表れない魅力が地方には存在し、自分に合った豊かな生活を送れるかもしれません。これらのように地方と東京には初任給や手取りを含めた仕事環境や生活環境の違いなども多数存在するため、総合的に判断する分析力が必要になってきます。

Tags

ライター