A1_弥山展望台眺望

必ず行きたい!宮島で一番の絶景スポット「弥山」の登山コースを紹介

広島にある宮島は、年間400万人が訪れる観光地です。宮島と言えば世界遺産の厳島神社が有名ですが、本記事では宮島のもう一つの魅力である「弥山」について、筆者の体験を基にレポートします。

宮島にある霊山「弥山」(標高535m)は、年間20万人の観光客が訪れる絶景スポット。
日本では富士山についで外国人観光客に人気のある山で、厳島神社を参拝したその足で登ることができます。

宮島に来たらまずは厳島神社を参拝!

A2_1_宮島桟橋施設

A2_2_宮島桟橋周辺の鹿

宮島桟橋でフェリーを降りたら、さっそく鹿が出迎えてくれました。宮島では鹿は神の遣いと言われています。

野生とはいえ、かなり人に慣れているので、近づいてもまったく逃げる気配がありません。逃げるどころか、食べ物を見ると寄ってきて袋ごと取ろうとするので、気を付けましょう。

頑張れば、厳島神社の大鳥居を背景にして、鹿と一緒に記念撮影することもできます。

A3_宮島MAP

今回の宮島観光で計画したルートはこちら。
1.海沿いの道を通って、厳島神社を参拝
2.神社を参拝した後は、弥山のハイキングで自然と絶景を満喫
3.下山したら、表参道商店街でグルメを堪能

というわけで、まずは厳島神社へ向かいます。

A4_1_甲冑1

A4_2_甲冑2

海沿いの道を通っていくと、武士の格好をした人を見かけました。お金を払えば自分も甲冑を着て写真を撮れるらしいです。

A5_鳥居と鹿

そのまま進むと海中に立つ大鳥居が見えてきました。大鳥居の写真を撮るなら、桟橋から海沿いをつきあたりまで南下した大鳥居の手前のスポットで撮るのがオススメです。

A6_鳥居近影

海が干潮だったので、大鳥居の近くまで歩いて行けました。
満潮の時には大鳥居が海に浮かんだような幻想的な姿が見られるそう。2通りの楽しみ方があるというわけですね。

宮島観光協会のサイト(http://www.en.itsukushimajinja.jp/index.html)に干潮、満潮の時間が掲載されているので、是非チェックしてみてください。

A7_厳島神社入口

厳島神社は海に浮かぶように建てられた神社で、1996年に世界遺産に認定されています。
1400年の歴史があり、日本の神話に出てくる3姉妹の神様が祀られています。

宮島ロープウエーを乗り継いで弥山へ登頂!

B1_ロープウエー入口

厳島神社を参拝したら、次は「弥山」に登りましょう。
弥山山頂に行くには3種類の登山コースも用意されていますが、歩いて登ると2時間以上かかる
ので、山の中腹までは宮島ロープウエーに乗って向かうことをおすすめします。

B2_1_循環バス

B2_2_バス時刻表

ロープウエーの出発駅である紅葉谷駅までは徒歩で10分程度ですが、駅近くまで行けるバスも運行しています。

B3_1_案内板

B3_2_紅葉谷公園(橋)

私はロープウエー乗り場まで、歩いて向かいました。所々に案内板があるので迷う心配はありません。 途中、川や小さな滝もあり、まるで日本庭園の中を歩いているような景色でした。

便利な宮島ロープウエー

B4_ロープウエー乗り場

案内通り10分ほど歩いたところでロープウエー乗り場に到着。

ちなみに、広島電鉄の「一日乗車券」(大人840円)があれば、大人往復1,800円のところが1,350円に割引になります。
尚、緑色の「電車一日乗車券」では割引が効かないので、注意してください。
http://www.hiroden.co.jp/topics/2015/150417_1daypass.html

広島電鉄の電車は広島市内を移動するために利用できて、宮島の最寄り駅も乗り放題の範囲に含まれているので、非常に便利でお得。

さらに、「一日乗車乗船券」で宮島ロープウエーを利用した後に、フェリー乗り場(本島側)に隣接する「宮島口もみじ本陣」の1F案内所で「一日乗車乗船券」を見せると、「もみじ饅頭(3個入り)」と「もみじ本陣 売店割引券」がもらえるというサービスも。
こちらも緑色の「電車一日乗車券」は割引対象外です。

「宮島口もみじ本陣」には足湯もあって、登山の疲れをリフレッシュできるので、帰りにぜひ寄りたいところですね。

ただし、宮島口もみじ本陣の営業時間は8:40から17:30で、帰りが遅くなると特典が受けられなくなります。この点には注意しておきましょう。

【HP】http://miyajima-ropeway.info/index.html(英語・フランス語ページあり)
【お問い合わせ】0829-44-0316
【料金】大人片道1,000円往復1,800円、子供(小学生)片道500円往復900円
【運行時間】12-2月9:00-16:30、3-10月9:00-17:00、11月8:00-17:00

※ 営業時間は月によって異なっているため注意が必要です。
また、毎年2月には設備の定期点検整備を行うため、ロープウエーは運休となります。

B5_ロープウエー乗車時

B6_ロープウエー乗車時(大きい)

ロープウエーで獅子岩駅へ

獅子岩駅までは、小型と大型2種類のロープウエーを乗り継いで登ります。

B7_ロープウエーからの写真

ロープウエーからも瀬戸内海の美しい景色を眺めることができます。
写真を撮るなら、大型のロープウエーは海側に乗りましょう。

ロープウエーを降りてから弥山の山頂までは、45分ほどのトレッキングコース。山頂への道程には世界遺産になっている弥山の原始林や巨大な奇岩、伝説の僧侶・空海が修行した寺など、見どころが満載です。

山頂付近には自販機などがないので、弥山に登るならば獅子岩駅で飲み物を調達しましょう。 駅2階の喫茶スペースで一休みしてから出発することもできます。

B8_獅子岩からの眺望

ロープウエーから降りたら、まず見てもらいたいのが獅子岩からの眺め。駅から出て左手に見える岩の階段を登ると、その先には瀬戸内海が広がっています。

弥山登山の中継基地でもある獅子岩展望台は、瀬戸内海の多島美を眺めることが出来る絶景スポットです。今回はちょうど晴れていたので、やや靄がかかっていましたが四国連山まで見通すことができました。

弥山山頂へ出発!

C1_運行時間の案内板

弥山山頂まで向かう場合、注意しなくてはならないのが下りロープウエーの最終時間。終電を過ぎると、徒歩で下山することになってしまいます。

往復で2時間と計算して出発しましょう。

原始林

C2_原始林案内

弥山山頂までは原始林の中を歩いて登ります。

C3_原始林林道

弥山の原始林は厳島神社と合わせて世界遺産に認定されており、神々の住む森として、一万年以上前から変わらない景観をつくりあげています。
手付かずの森の中を歩くと、日常を忘れることが出来て、かなり爽快。

C4_山道難所

途中足場の悪い箇所もあるので、スニーカーのようなヒールの低い靴をおすすめします。

霊火堂

25分ほど歩くと急に視界が開けて、お寺が見えてきます。これが霊火堂です。

D2_霊火堂外観

D3_消えずの火

このお堂で焚かれている火は、日本の有名な僧侶「空海」が宮島で修行をしたときに焚かれた護摩の火が、なんと1200年もの間、絶えず燃え続けているという伝説の火だそう。

また、「消えずの霊火」とも呼ばれ、広島平和記念公園にある「平和の灯」の火種にもなっています。

D4_ろうそく

霊火に自分の願いを託すロウソクが200円で販売されていました。せっかくなので私も購入してみました。
願いの種類は、家内安全(漢字で『家内安全』)、心願成就(『心願成就』)、無病息災(『無病息災』)、先祖供養(『先祖供養』)、商売繁盛(『商売繁盛』)、合格祈願(『合格祈願』)、交通安全(『交通安全』)の7種類。

D5_ろうそくへ火をつける

ゆっくりしていると焚き火の匂いが服に付くので、要注意。
後で知ったのですが、実はこの釜で炊いたお湯を飲むことも出来て、それを飲むと長寿になると
言われているそうです。

D6_おしゃれ地蔵

霊火堂にはオシャレに着飾った、可愛いお地蔵さんもいます。

D7_山道難所

霊火堂の右の階段を登り、弥山山頂に向かいます。
ここから先は弥山の特徴でもある巨大な岩を多く目にすることが出来るでしょう。

弥山の奇岩

E1_くぐり岩

弥山にある巨大な岩は、人の力で運べる大きさではないため、神の力によるものとして長い間、山岳信仰の対象となってきました。

E2_割れた岩

実はこれらの奇岩は、長い年月をかけて自然が作り上げたもの。弥山は山自体が巨大な花崗岩でできており、その巨大な花崗岩の表面が風化によって割れることで、数々の奇岩が生み出されています。

E3_石階段

弥山山頂に到着!

くぐり岩をくぐり抜けて、やっと弥山山頂へ。

E4_展望台外観

E5_展望台内観

展望台2階に設置されている広いデッキで寝転べば、トレッキングで疲れた身体をクールダウンすることも出来るでしょう。

弥山登山のご褒美とも言える絶景を楽しめるのが山頂の展望台。
展望台の頂上へ登れば、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三ツ星を獲得した絶景が目の前に広がります。

遺跡のような巨岩群と、大パノラマの瀬戸内海の組み合わせはまさに壮観。
宮島を訪れたら、弥山山頂へ登ることをおすすめします。宮島最大の魅力を味わうこと
が出来るはずです。

E6_展望台からの景色

ライター

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